Windows10をWindows7に戻す対応|パソコン修理のドスパラ【公式】
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Windows10をWindows7に戻したい
VAIO ノートPCを起動したらWindows10にすでにアップグレードされていたがWindows7に戻したいケースについて
今回のご相談は、お手持ちのVAIOノートPCを起動したところ、すでにWindows10にアップグレードされていたということです。
ご相談者は元のWindows7に戻し、データをできる限り保守したいとのことですが、予算も少ないため低価格での修復を希望されました。
Windows10は、アップグレード後1カ月以内であれば、ロールバック機能(実行前の状態の復元)により、元のOSに戻すことができます。
しかし、ロールバック期限が過ぎていたため、完全に戻すには、パソコンを購入時の状態に戻す操作、すなわちリカバリーすることが必要でした。
リカバリーすると、購入後インストールされたソフトをはじめ、保存されていたデータなど全てがもちろん消えてしまいます。
ご相談者はデータの保守を希望されていたため、リカバリーは避けて、Windows10のままで、Windows7のようなスタートボタンが復活するWindowsクラシックボタンをセットアップしました。
これによりお客様が使い慣れた環境になりました、修理料金は、ワンコイン診断料が463円、Windowsクラシックボタンセットアップが1,480円で合計1,943円(税別)です。
作業時間30分でお引き渡ししできました。
Windows10をWindows7に戻したいときの予備知識
Windows10は、Windows8.1からのユーザーにとってはUIがある程度似ているので比較的スムーズに使いこなせるかもしれません。
しかし、Windows7を使っていたユーザーは、操作性のギャップに苦労されている方が多いようです。
最も使いづらい点は、スタートメニューです。アプリが見つけにくいこともあります。
そのような使いづらさは、スタートメニューをWindows7のようにすることで解決できます。
Windowsを旧式のメニューにカスタマイズできるフリーソフトClassic Shellを使うことで、Windows7のようなメニューにカスタマイズできます。
ソフトをインストールする前に、復元ポイント(いつでも元の状態に戻せる)を作成しておきましょう。
復元ポイントはコントロールパネルで検索すると出てきます。
保護設定がされていなければ、「構成」をクリックして設定、「作成」をクリックすると復元ポイントを作成できます。
分かりやすい名称をつけておくとよいでしょう。続いてClassic Shellのサイトでソフトをダウンロードしインストールします。
インストール終了後に、スタートボタンから、スタートメニューの設定ができるダイアログを表示させます。
最初は英語表示ですが日本語ダイアログにしてから、基本的な設定をします。
「スタートメニューの様式」のタブで様式はWindows7、「スキン」タブに移動しWindows Aeroを選択すると、見慣れたWindows7のようなスタートメニューになります。
スタートボタンは、「スタートメニューの様式」のタブで「置き換える」をチェックし、「カスタム」で画像を選択します。
また、2016年4月26日より、Windows 10では、スタートボタンとスタートメニューをカスタマイズ設定できるようになりました。
スタートメニューのカスタマイズの設定は、「設定画面」から「パーソナル設定」を選択します。
左側のタブ項目にあるスタートのクリックにより、右側に表示されるスタートの設定から好みの設定を選べます。
しかし、使い慣れたWindows7のスタートメニューが希望の場合には、Classic Shellのインストールがすすめられています。
以上の操作に不安がある方は、お店にノートPCを持ち込んで設定してもらいましょう。短時間で費用もあまりかかりません。
Window10の自動アップグレードを停止するには?
Windows 10の無償アップグレードの提供が終わる2016 年7 月までに、ユーザーが簡単にアップグレードできるようにとの取り組みで、自動的にアップグレードが始まっているようです。
しかし、設定を変更することで自動アップグレードを止めることができます。
PC画面に表示されるアップグレードの通知の中で、「今すぐアップグレード」または「アップグレードの予定を変更または取り消し」を選択できます。
この設定の変更をしない限り、指定された時刻にアップグレードが実行されます。