パソコンが壊れた時の対処法とは？修理or買い替えを検討するポイント

パソコンは突然壊れることが多く、特に仕事でパソコンを使っている場合は少しでも早く修理したいものです。
しかし、いざ修理を考えても「どこに修理を依頼すればいいか分からない」「修理するなら買い替えた方がいいのか」など、悩む人も多いのではないかと思います。
今回はパソコンが壊れた場合に、故障時の対処法やパソコン買い替えのポイントについて紹介します。

パソコンが壊れたと言っても、症状によって対処法は様々です。
まずは焦らずに、おおまかな症状や原因の切り分けを行いましょう。

電源ランプは点灯するけれど正常に起動できないときは、スイッチ押下後にメーカーロゴが表示されるかを確認してみてください。
全く何も表示されない場合、パソコン本体の故障のほかに、モニター側の不具合の可能性も考えられます。
何かしら表示される場合、なぜ起動できないのかメッセージが出ている可能性がありますので、注視してみてください。

Windowsの動作中に処理できない不具合があると、システムは不具合の内容を私たちユーザーに伝えようとします。
特にシステム動作を継続することが困難な不具合が発生すると、Windowsは動作を中断してブルースクリーンの画面で重大なエラーに関する情報を表示します。
多くのパソコンでは、ブルースクリーンは一瞬表示され、すぐに再起動するよう設定されています。重要なメッセージを見逃してしまうことも多いので、スマートフォンなどで写真を撮っておきましょう。
ブルースクリーンになる原因はシステムファイルの破損やメモリ・ハードディスクといった内部パーツのドライバ問題、故障で認識できなくなったケースなどが考えられます。エラーメッセージに表示されるコードをネットで検索することで、原因を特定できることもあります。

動作中に突然再起動してしまい、特に頻繁に発生する場合、ハードディスクやメモリの故障である可能性が考えられます。その場合は部品の交換を検討する必要があります。
新規のアプリケーションを入れた後に再起動を繰り返す場合は、アプリケーションに問題がある可能性がありますので、アンインストールをして確認してみましょう。

パソコン内部にゴミがたまっていたり、衝撃や経年劣化で冷却ファンの軸がぶれてしまったりすると異音が発生します。
特にゴミがつまっていると発火の原因にもなりますので、早めにメーカーや修理業者に相談するか、買い替えを検討しましょう。

フリーズが頻発するようであれば、パソコンの性能不足や経年劣化を疑いましょう。
急にフリーズするようになった場合は、最近インストールしたソフトウェアをアンインストールすることで改善する可能性もあります。

液晶の一部が表示されない場合、大きく二つの原因が考えられます。

ディスプレイやケーブルの接触不良
外部ディスプレイが突然表示できなくなった場合の一番多いケースは、単純にコネクタ部分が抜けかけていることによる接触不良です。モニターケーブルや電源ケーブルを抜き差ししてしっかり接続されているか確認しましょう。パソコン本体を動かしたりケーブルに何かが当たったことで接触不良になるケースは意外と多く、ケーブルの抜き差しでなおることもあります。

ケーブルの断線・端子の故障
パソコンとディスプレイをD-subケーブルやDVIケーブルで接続している場合は、ケーブル自体が断線していたり、端子部分が故障しているケースが考えられます。別のケーブルと交換して正常に接続できるか試してみましょう。

パソコン本体の故障
モニターやケーブルが正常な場合、パソコン本体の映像出力部が壊れている可能性があります。
グラフィックボードの交換で直る可能性や、USB－HDMI変換ケーブルなど別の端子を使うことで回避できます。

パソコンの修理を依頼する際には、「メーカー」「販売店」「修理業者」という3つの選択肢から選ぶことになります。
それぞれに依頼するメリットとデメリットも合わせてご紹介します。

自然故障の場合、保証期間内であればメーカーの保証を受けることができます。店舗で購入した場合も、保証期間内であればメーカーでの修理となるケースがほとんどです。
メーカー修理の期間は原因によってさまざまですが、メーカーや製品によっては1カ月ちかい期間がかかってしまうこともあります。
また、本体の物損などユーザーに過失がある場合は、保証の対象外となり有料修理となるケースもあります。

購入時に家電量販店やパソコン専門店の延長保証に入っている場合、メーカー保証の期間外でも購入店のサービスで対応してもらうことができます。
延長保証書が自宅にあるか確認した上で、まずは電話やメールで相談してみましょう。

メーカー保証が切れていて、延長保証サービスにも入っていない場合は、専門の修理業者に依頼するのもおすすめです。
メーカーの有償修理を利用するよりも、安く修理してもらえる可能性が高いです。

壊れたパソコンや不要になったパソコンを処分する場合は、事前準備を行ったり、パソコンならではの処分方法を取る必要があります。
ここでは、パソコンを処分する前の準備や処分方法について解説します。

パソコンは必ずデータを消去してから処分するようにしましょう。
パソコンの起動が可能な場合、Windows10の標準機能でデータ消去を行うことができます。
まずはデータのバックアップを行いましょう。

その後、Windowsの「このPCを初期状態に戻す」という機能からデータやユーザー情報をPC上から削除できます。
PCが起動できない場合は、自力でハードディスクを取り出して他のパソコンと接続してデータ削除するか、専門の業者に依頼しましょう。
修理の場合と同じく、消去を依頼する際も信頼できる業者かどうか確認が必要です。

パソコンの廃棄はPCリサイクル法によって規制されています。
メーカーに回収してもらうほか、新しくパソコンを購入した店舗に下取りに出すという方法もあります。
その他、リサイクル業者に回収してもらう、自治体の回収ボックスを使う、パソコンが故障していない場合は、中古ショップへの売却も選択肢に入ります。
ただし、売却前に個人データを削除することを忘れないようにしましょう。

修理が有料になってしまう場合、修理すべきか、買い替えをすべきかが悩みどころです。
そこで、修理または買い替えを選ぶポイントをまとめました。

パソコンの故障度合いによっては、修理費用がかなり高額になることもあります。
見積もりの時点で修理に5万円程度かかる場合は、パソコンの買い替えを検討しましょう。

一般的にパソコンの寿命は4～5年と言われています。
購入してから3年以上経過しているのであれば、買い替えもおすすめです。
特にノートパソコンの進化は早いので、3年もたつと数万円安く同等の性能を持った機種が手に入ります。

パソコンが壊れた時に買い替えを検討する場合もあるでしょう。
ここでは、性能、価格面ともにおすすめできる最新のノートパソコンを2機種ご紹介します。
ぜひ買い替え時の参考にしてください。

THIRDWAVE DX-A5は、15.6インチフルHDノングレア液晶採用のノートパソコンです。
画面が大きく見やすいのはそのままに、狭額ベゼル採用により本体をできるだけ小型化したモデルです。
テレワークなど業務用としても通用するパソコンで、Core i5の高性能CPUや16GBメモリ、500GBの高速SSDを搭載。
ノートパソコンながら有線LANと無線LANどちらも対応しており、設置場所に困らない点も嬉しいポイントです。
また、負荷がかかりやすい大人数のweb会議でもスムーズに通信可能なインテルのWi-Fi 6 AX201を搭載。
もちろん、WEBカメラ、スピーカー、マイクは標準搭載されていますので、テレワークにもおすすめの機種となっています。

THIRDWAVE DX-A7は、先に紹介したTHIRDWAVE DX-A5の上位モデルです。
CPUにより高性能なCore i7を採用しており、ネットをしながら文書作成などのマルチタスクでも高速で処理が可能です。
またSSDも、様々なアプリや画像・動画データを余裕で保存できる500GBと大容量なのも嬉しいポイント。
拡張性にも優れており、HDMIポート搭載でPCモニタに接続してマルチディスプレイで作業したり、TVにつないでドラマ・映画を楽しんだりといった使用も可能です。
また、THIRDWAVE DX-A5同様、インテルのWi-Fi 6 AX201と、WEBカメラ、スピーカー、マイクを搭載しているため、Web会議も快適に参加できます。
プライベート使用はもちろん、ビジネスにも最適な機種となっています。

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