raytrek 新ケース「4C

IMPRESSION

著名クリエイターによる製品レビュー

写真家

井上 浩輝 氏

井上 浩輝 氏

写真家 井上浩輝のはじまり

自己紹介をお願いします。

写真家の井上浩輝です。野生動物や自然風景の写真や動画を撮っています。

自己紹介をお願いします。

写真家になったきっかけを教えてください。

デジタルカメラを触り始めたのは大学生の頃です。それまではずっと銀塩の35mm固定のちっちゃいコンパクトカメラしか持ってなくて・・・。しばらくして、撮り直しができて、うまく撮れるようになるまで何度もトライアンドエラーができるということでデジカメを買いました。

写真家になったきっかけを教えてください。

撮った写真を人に見せたら、「面白い」「素敵」と言ってもらえるのが楽しくてどんどんどんどん撮るようになって、「あれ?物をつくる仕事が向いているのかな」と思いつつも、ダラダラと大学4年間は過ごし、就職氷河期真っ只中だったのでなんとなく大学院に進みました。

大学院はロースクールに行って「よ〜し、弁護士になるぞ」と調子のいいことを言っていたのですが、頭のどこかに”写真”というのがあって。
「一眼のカメラを買ったら人生狂う。だから買っちゃいけない」と思っていたのですが
同級生や後輩の結婚式が重なり、これは撮っておかなきゃいけないのではないかという理由作りをして(笑)、買ってしまったのが 2010年の時ですね。
そこからどっぷりと写真にはまるようになり、だんだん自分が司法試験を受けていることに違和感を覚えるようになっていきました。

写真家になったきっかけを教えてください。

2011年の震災後、婚約者が住んでいた北海道に遊びに来た際に、カメラ雑誌に載っている風景を実際に見て「ここか!俺の方がうまく撮れるんじゃないか」と調子に乗り始めまして(笑)。


勉強や試験ばっかりやっている生活が嫌で、逃げ出したかったのもあるかもしれません。
新しい方向に進もう、と思って写真の道に進みましたね。それが2012年でした。

写真家になったきっかけを教えてください。

野生動物を撮り始めたきっかけはどんなことですか?

そこから毎日朝起きては写真を撮りに出かけ、ちょうどSNSが盛り上がり始めていた頃だったので1日1枚は写真を撮って世に出しては、評価を受ける・・を繰り返しました。
どんなに情けない写真でも投稿して、そのダサい写真につかない「いいね」の数を見て「これはダメだったんだな」とか、「みんなが評価してくれるのは何だろう」と模索していましたね。

この土地で先に撮っている人たちの素敵な写真を見ながら試行錯誤をしていたんですが素敵な写真を見ていると朝と夕方の写真が多くありました。「これか!」と思い、その夕方までの待ち時間、暇つぶしにと本を読んでいたところ、僕の目の前に現れてくれたのがキツネで。初めは練習のために撮り始めたのですが、撮っているうちにだんだん愛おしくなってきて、そのうちキツネだけでなく、シカや他の動物も撮るようになっていきました。

野生動物を撮り始めたきっかけはどんなことですか?

クリエイティブに向き合う気持ちと、快適に作業するための環境

お仕事をしていて楽しいと感じる瞬間は?

脳の中で報酬物質がいっぱい出るのは、目当てにしていた動物が目の前に現れた時なのです。同様に嬉しいのはそれを世の中にリリースした時に喜んでくださる方たちの声を聞くと特に幸せを感じますね。

お仕事をしていて楽しいと感じる瞬間は?

どのようなソフトを使って制作をされているのか教えていただけますか?

静止画の編集には「Adobe Photoshop Lightroom Classic」と「Adobe Photoshop」
他にも「Topaz DeNoise AI」や「Topaz Sharpen AI」というソフトを使っています。
映像については「DaVinci Resolve Studio」が一番多いですね。

どのようなソフトを使って制作をされているのか教えていただけますか?

4Cシリーズは、安心感のある動作感はもちろん、イージーメンテナンスなフィルターが素晴らしい

4Cシリーズの第一印象はいかがでしたか?

「黒じゃなくなった」というのが第一印象でした。
真っ黒い筐体のPCってクマのようで。
ヒグマってなんだか闇があって、ヒグマがいるっていうよりはなんかそこが重い空気感になるんですが、黒い大きな筐体は、まさにそれなんですよね。部屋の中に闇ができちゃうんですよ。
マットな鈍めのシルバーになったのは良いなと思いましたね。

4Cシリーズの第一印象はいかがでしたか?

4Cシリーズを使ってみて、良いと感じたところがあったら教えてください。

やっぱりきびきび動く。安心感のある動作感っていうのはもちろんですが、特筆すべきはフィルターの新しい設置方法ですね。フィルターがマグネットで付いているので、取り外しの際に爪が折れて壊れたということもなさそうですし、メンテナンスがしやすいなと思いました。

特に前面のフィルターが簡単に取りはずせて洗えるというのが良かったです。
多くのケースはフロントやリアパネルをまず外し裏からアクセスしてフィルターを外して掃除するというのが割と一般的だと思うのですが、横から手を入れてすぐ取り出せるのは使い勝手が良いなって思いますね。楽なのが一番ですよね。

4Cシリーズを使ってみて、良いと感じたところがあったら教えてください。

4Cシリーズはどんな人に使っていただくのが良いでしょうか?

静止画を撮る方で、より多くの枚数から1枚を選びたい、あるいは5000から 6000万画素といった高画素のカメラを使っていて、快適に現像を進めたい方に良いのかなと思います。たくさんマスクを重ねていきたい、ノイズ処理を一気に進めたいという時にこの性能ならよりスムーズに進められると思いますね。

4Cシリーズはどんな人に使っていただくのが良いでしょうか?

raytrek(レイトレック)に今後求めることはありますか?

今でも十分信頼性そして性能を両立させて高いレベルにあるわけですが、これからもこの姿勢をずっと続けていってほしいなということ、そして今回のように、もっともっと新しいアイディアやデザインや機能の発展を願っています。

raytrekに今後求めることはありますか?
井上 浩輝 氏

PROFILE

写真家 / 早稲田大学基幹理工学部非常勤講師

井上 浩輝 氏

1979年札幌市生まれ。2012年から北海道で風景写真の撮影を開始。 次第にキタキツネを中心に、動物がいる美しい風景を追いかけるようになる。これまで発表してきた作品には、人間社会の自然への関わり方に対する疑問に端を発した「A Wild Fox Chase」、 キタキツネたちの暮らしぶりを描いた「きつねたちのいるところ」などの作品群がある。作品は、写真集やエッセイ集としても出版されているほか、国内のみならず海外の広告などでも使用されている。

背景
筐体

raytrek
4C Series
DEBUT