CPUとは
CPU(Central Processing Unit)とは、日本語で「中央演算処理装置」と訳され、周辺機器やソフトウェアから来る指示を処理したり、メモリやストレージなどを制御したりする装置のことで「プロセッサ」と呼ばれることもあります。
CPUの「動作クロック」
CPUの動作クロックは「3.4GHz(ギガヘルツ)」のように記載され、数字が大きいほどCPUのコアあたりの性能が高くなります。
PCゲームにおいて、動作クロックの高いCPUであるほどゲームプレイ中のフレームレートが高くなり、快適にプレイできる傾向があります。
CPUの性能比較では、動作クロックの基準となる「定格クロック」の他に「ブーストクロック」が設定されている場合、ブーストクロックも含めて数字が大きいほうが高性能となります。
CPUの「コア数」
CPUのコアとは、物理的なCPUの核となる部分で、コア数が多くなると処理性能が基本的に高くなります。
動画編集で編集データを書き出す時間は、CPUの処理性能を最大限使用するため、コア数が多いほど処理完了までの時間が短縮できる傾向があります。
ゲームをしながら同時に動画配信する場合、ゲームタイトルの推奨スペックよりも多いコア数のCPUを使用すればゲームプレイへの影響を最小限に動画配信をすることが可能です。
CPUの「スレッド数」
CPUのスレッド数は、CPUコアのなかで論理的に並列作業可能な合計数です。
複数のスレッドの処理に対応したコアを搭載しているCPUは「マルチスレッド対応CPU」と呼ばれます。
マルチスレッド対応CPUは、非対応のCPUと比較して効率よく処理することが可能で、スレッド数が多いほど複数処理に向いています。
CPUのグラフィック機能「Intel UHD グラフィックス」など
グラフィック機能を搭載したCPUは、「Intel UHD グラフィックス」などの記載があり、マザーボードからの映像出力「オンボード出力」が可能です。