グラフィック性能比較 - ベンチマークテスト
グラフィックボードとは?
画面の描画を行う専用の装置です。特に3D表示を行う場合には高性能なグラフィックボードが必要です。
Diginnosに記載されているグラフィックボードの数値
VRAM容量 | VRAMはビデオメモリーの事を表し、画面に描画するためのデータを一時的に記憶できる容量をしめします。 容量が大きい程、一度に処理できる量が増えるため、特に3Dゲームをするときの描画がスムーズになります。 |
|
---|---|---|
単位 | MB(メガバイト) GB(ギガバイト) |
リファレンス/オリファンとは?
リファレンスとは、グラフィックボードのチップメーカー(NVIDIA/AMD)がカードのデザイン、製作を行い各ベンダーに出荷している製品を指します。
スペックに関しては規定値が設けられて製作されているため、どこのメーカー品を使用しても性能に差が出ることはありません。ただし、付属品は異なる場合があるのでチェックはしておいた方が良いでしょう。
オリファンとは、グラフィックチップメーカーから出荷されたリファレンスのカードを元に、独自の空冷ファンやオーバークロック機能などを追加した製品を指します。
このため、同じチップを使用していても、動作周波数を変更したり、よりチップを冷やすための空冷ファンを搭載してるため、メーカー毎にトータル性能に差が違ってきます。
新しいチップを搭載したグラフィックボードは始めのうちはリファレンスが大半を占めるため、オリファンが出るまで購入を待つという方が増えています。
GeForceとRadeonの違い
大きく異なるのはチップメーカーの違いで、パソコンの画面を表示させると言う意味ではどちらの製品でも変わりありません。
使用目的と言う点では多少状況が異なってきます。
パソコンゲームメーカーの多くは、GeForceを基準にして製作されています。このため、ゲームプレイを目的とする場合、動作保証が取れている点で有利になるでしょう。
Radeonについては、マルチメディア(映画やアニメ等)、動画再生能力が優れています。専用のソフト(PowerDVD等)を使う必要がありますが、例えば、24FPSや30FPSの動画を60FPSに補完する機能があり、滑らかに再生することが出来ます。
基本的にはどちらを選択しても3Dゲームのプレイ、映画やアニメを鑑賞することは可能です。
選ぶ際は、何を重点に置くかで決めるといいかも。
ゲームなら、NVIDIA
マルチメディアなら、Radeon
を選択する。で良いかと思います。
高解像度・高画質なゲームにおすすめグラフィックボードとは?
単にゲームを楽しむのであれば、高価なグラフィックボードは必要がなく、CPUに内蔵されているグラフィックチップだけでいいという選択肢があります。ですが、話題の3Dゲームなどプレイしたい場合などには力不足になります。
本来の解像度でゲームを楽しみたい時に必要になるのがPCI-Ex16接続のグラフィックボードです。対象となるのが、最新GPUであるNVIDIAのGeForce RTX 30XXシリーズ(3090、3080、3070、3060 Ti)やGeForce GTX 16XXシリーズ(1660 SUPER、1650)、そしてAMD Radeon VII、RX Vega/5XXシリーズ(580、570、560)を搭載したグラフィックボードです。この中で最も性能が高いものが、GeForce RTX 3090となり、現在発売されている高解像度・高画質な最高品質のゲームでもストレスなく楽しむことができます。以下、数字が小さくなるにつれて性能が低くなります。最新のゲームを楽しむ上では必ず必要になるパーツの1つです。
パソコン専門店「ドスパラ」ではキャッシュレス決済でご購入いただけます。
各グラフィックボード搭載パソコンや、各グラフィックボードの購入は製品名をクリックしてください。
名称 (型番) |
ビデオ メモリ |
性能目安 | 搭載機種 |
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GeForceシリーズ | |||
RTX3090 | 24GB | 1758 | ゲームパソコン から探すゲーム パソコン から探す |
RTX3080 | 10GB | 1625 | ゲームパソコン から探すゲーム パソコン から探す |
RTX3070 | 8GB | 1345 | ゲームパソコン から探すゲーム パソコン から探す |
![]() | 8GB | 1133 | |
![]() | 12GB | 880 | ゲームパソコン から探すゲーム パソコン から探す |
RTX2060 SUPER | 8GB | 837 | |
GTX1660 SUPER | 6GB | 621 | |
GTX1650 SUPER | 4GB | 478 | |
GT1030 | 2GB | 75 | |
Radeonシリーズ | |||
RX 6900 XT | 16GB | 計測中 | |
RX 6800 XT | 16GB | 計測中 | |
RX 6800 | 16GB | 計測中 | |
![]() | 12GB | 計測中 | |
RX 5700 XT | 8GB | 計測中 | |
内蔵GPU | |||
Radeon RX Vega 11 | - | 113 | |
Radeon Vega 8 | - | 計測中 | |
Intel UHD 630 | - | 49 | |
Intel UHD 610 | - | 計測中 |
※数値は3D Markなどの計測結果をもとにドスパラが独自に参考値として掲載したものです。
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特長
GeForce RTX™ 3090 は、TITAN クラスのパフォーマンスを備えた巨大で獰猛な GPU (BFGPU: big ferocious GPU) です。NVIDIA の 第 2 世代 RTX アーキテクチャである Ampere を採用し、改良されたレイ トレーシング (RT) コア、Tensor コア、新しいストリーミング マルチプロセッサにより、レイ トレーシングと AI のパフォーマンスを強化します。さらに、すべては究極のゲーム体験を実現するために、驚異的な 24 GB の G6X メモリを搭載しています。
発売時期:2020年9月
発売当時の主な用途:高負荷ゲーム・3DCGなど
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
24GB | 384bit | 10496 | 1400MHz | 必要 |
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特長
GeForce RTX™ 3080は、NVIDIAの第2世代RTXアーキテクチャであるAmpereで構築され、ゲーマーが熱望する非常に優れたパフォーマンスを提供します。驚くべきゲーミング体験のために、強化されたRTコアとTensorコア、新しいストリーミングマルチプロセッサ、超高速G6Xメモリで構築されています。
発売時期:2020年9月
発売当時の主な用途:高負荷ゲーム・3DCGなど
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
10GB | 320bit | 8704 | 1440MHz | 必要 |
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特長
GeForce RTX™ 3070 は、NVIDIA の第 2 世代 RTX アーキテクチャである Ampere で構築されています。最も要求の厳しいゲームを高速に動かすのに必要なパワーを提供するために、強化されたレイ トレーシング コアとTensor コア、新しいストリーミング マルチプロセッサ、高速の G6 メモリで構築されています
発売時期:2020年10月
発売当時の主な用途:高負荷ゲーム・3DCGなど
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
8GB | 256bit | 5888 | 1500MHz | 必要 |
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特長
GeForce RTX™ 3060 Ti および RTX 3060 では、NVIDIA の第 2 世代 RTX アーキテクチャ、Ampere のパワーを活用して最新ゲームをプレイできます。強化されたレイ トレーシング コアと Tensor コア、新しいストリーミング マルチプロセッサ、高速の G6 メモリによる驚異的なパフォーマンスが得られます。
発売時期:2020年2月
発売当時の主な用途:高負荷ゲーム・3DCGなど
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
12GB | 192bit | 3584 | 1320MHz | 必要 |
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特長
GeForce GT1030は、Pascalアーキテクチャを基盤にしたGTX10シリーズのエントリークラスGPUです。CUDAコアを384基搭載し14nmプロセスで製造されたGP108コアと、GDDR5メモリを採用。ロープロファイル仕様で消費電力も低く、スリム型PCにとって貴重なアップグレード手段となるGPUです。
発売時期:2017年5月
発売当時の主な用途:ゲーム・動画編集など
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
2GB | 64bit | 384 | 1227MHz | 不要 |
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特長
AMD RDNA™ 2アーキテクチャーを搭載したAMD Radeon™ RX 6900 XTグラフィックス・カードは、80個の強力な拡張演算ユニット、すべて新しい128MBのAMD Infinity Cache、16GBの専用GDDR6メモリーを備えています。超高フレームレートと本格的な4K解像度のゲーミングを実現できるように設計されています。
発売時期:2020年12月
発売当時の主な用途:ゲーム・3DCGなど
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
16GB | 256bit | 5120 | 2015MHz | 必要 |
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特長
AMD RDNA™ 2アーキテクチャーを搭載したAMD Radeon™ RX 6800 XTグラフィックス・カードは、72個の強力な拡張演算ユニット、すべて新しい128MBのAMD Infinity Cache、16GBの専用GDDR6メモリーを備えています。超高フレームレートと本格的な4K解像度のゲーミングを実現できるように設計されています。
発売時期:2020年11月
発売当時の主な用途:ゲーム・3DCGなど
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
16GB | 256bit | 4608 | 2015MHz | 必要 |
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特長
AMD RDNA™ 2アーキテクチャーを搭載したAMD Radeon™ RX 6800グラフィックス・カードは、60個の強力な拡張演算ユニット、すべて新しい128MBのAMD Infinity Cache、最大16GBの専用GDDR6メモリーを備えています。超高フレームレートと本格的な4K解像度のゲーミングを実現できるように設計されています。
発売時期:2020年11月
発売当時の主な用途:ゲーム・3DCGなど
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
16GB | 256bit | 3840 | 1815MHz | 必要 |
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特長
AMD RDNA™ 2アーキテクチャーを搭載したAMD Radeon™ RX 6700 XT グラフィックス・カードは、パワフルに拡張された40個の演算ユニット、すべて新しいAMD Infinity Cache、12GBの専用GDDR6メモリーを備えています。非常に高いフレームレートと強力な1440Pゲーミングを実現できるように設計されています。
発売時期:2021年3月
発売当時の主な用途:ゲーム・3DCGなど
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
12GB | 192bit | 2560 | 2424MHz | 必要 |
RX 5700 XT買取価格はこちら
特長
Radeon RX 5700 XTは、RDNAアーキテクチャを採用したNAVIコアを搭載したハイエンドGPUです。Stream Processorを2,560基搭載し7nmプロセスで製造されたRDNAと、GDDR6メモリを採用。PCI Express 4.0をサポートしています。
発売時期:2019年7月
発売当時の主な用途:ゲーム・3DCGなど
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
8GB | 256bit | 2560 | 1605MHz | 必要 |
Radeon RX Vega 11
特長
Radeon RX Vega 11 グラフィックスは、AMD Ryzen 5 2400Gに内蔵されたGPUで、軽量な3Dゲームなら快適にプレイ可能な性能を持っています。
発売時期:2018年2月
発売当時の主な用途:ゲーム・動画閲覧など
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
- | - | 704 | 704MHz | 不要 |
Radeon Vega 8
特長
Radeon Vega 8 グラフィックスは、AMD Ryzen 3 2200Gに内蔵されたGPUで、軽量な3Dゲームなら十分プレイ可能な性能を持っています。
発売時期:2018年2月
発売当時の主な用途:ゲーム・動画閲覧など
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
- | - | 512 | 512MHz | 不要 |
Intel UHD 630
特長
Intel UHD Graphics 630は、第8世代Coreiシリーズに内蔵されたGPUです。記載の性能はCorei7-8700のものとなり、CPUによって多少の性能差があります。
発売時期:2017年11月
発売当時の主な用途:動画閲覧など
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
- | - | - | 350MHz | 不要 |
Intel UHD 610
特長
Intel UHD Graphics 610は、Coffee Lake世代のCeleronシリーズなどに内蔵されたGPUです。記載の性能はCeleron G4900のものとなり、CPUによって多少の性能差があります。
発売時期:2018年4月
発売当時の主な用途:動画閲覧など
メモリ容量 | メモリバス幅 | シェーダー数 | ベースクロック | 補助電源 |
---|---|---|---|---|
- | - | - | 350MHz | 不要 |
過去の製品一覧
※数値は3D Markなどの計測結果をもとにドスパラが独自に参考値として掲載したものです。
グラフィックボード・ビデオカード 早見表
グラフィックボード NVIDIA |
クラス | 3840×2160 (解像度:4K) |
2560x1440 (解像度:WQHD) |
1920×1080 (解像度:フルHD) |
---|---|---|---|---|
RTX 3090 | ハイエンド | ◎ | ◎ | ◎ |
RTX 3080 | ◎ | ◎ | ◎ | |
RTX 3070 | ◎ | ◎ | ◎ | |
RTX 3060 Ti | ◎ | ◎ | ◎ | |
RTX 2080 シリーズ | ◎ | ◎ | ◎ | |
RTX 2070 シリーズ | ミドル | ○ | ◎ | ◎ |
RTX 2060 シリーズ | ○ | ◎ | ◎ | |
GTX 1660 シリーズ | △ | ○ | ◎ | |
GTX 1650 | ローエンド | × | × | ○ |
GTX 1050Ti | × | × | △ | |
GTX 1050 | × | × | △ |
◎:最高設定でプレイ可能 ○:中~高設定でプレイ可能 △:設定を最低レベルで動く程度 ×:プレイ不可能
グラフィックボード AMD RADEON |
クラス | 3840×2160 (解像度:4K) |
2560x1440 (解像度:WQHD) |
1920×1080 (解像度:フルHD) |
---|---|---|---|---|
Radeon VII | ハイエンド | ◎ | ◎ | ◎ |
RX Vega 64 | △ | ◎ | ◎ | |
RX590 | × | ○ | ◎ | |
RX580 | ミドル | × | △ | ○ |
RX570 | ローエンド | × | × | △ |
◎:最高設定でプレイ可能 ○:中~高設定でプレイ可能 △:設定を最低レベルで動く程度 ×:プレイ不可能
■解像度とグラフィックボードの関係は?
解像度とはパソコン画面を構成している「画素/ドット」数のことです。
この解像度が大きいほど大画面でも滑らかで美麗なグラフィックを表示できます。しかしながら、解像度が大きくなるということは「画素/ドット」数を増やすことになりますので、グラフィックボードとCPUの性能、そしてメモリ容量が大きく関係してきます。
ご利用になりたい解像度にあわせてパソコンの性能を選びましょう。
■解像度の種類と通称
通称 | 横(px)x縦(px) |
8K | 7680x4320 |
---|---|
4K | 3840x2160 |
WQHD | 2560x1440 |
フルHD | 1920x1080 |
UXGA | 1600x1200 |
HD+ | 1600x900 |
WXGA | 1280×768、1366×768、1280×800 |
SXGA | 1280x1024 |
XGA | 1024x768 |
VGA | 640x480 |
※上記以外にも解像度はございます。
グラフィックボードの型番の読み方
型番(数字と記号)によって、世代の新旧及び、各世代の相対性能比を確認する事ができます。
同世代であれば相対性能比が高い程、相対性能比が同じであれば新世代である程、VRAM以外のスペックが高くなります。
GeForce RTX2080Ti | ||||
GeForce 型番(ナンバリング)の見方 | ||||
---|---|---|---|---|
RTX | シリーズ内グレード (用途) |
RTX (GTX)> GTS > GT > GS | 左に行くほど性能が良くなる ※RTX (GTX)の上にTITANシリーズがある |
RTX(GTX):ゲーム用高性能GPUシリーズ GT:動画再生 |
20 | シリーズ(世代) | 20 – 1 | 数字が大きいほど新機種 | 最新世代:2000番台 過去モデル:900,800,700~ |
80 | シリーズ内の相対性能 | 80 – 30 | 同シリーズなら数が大きいほど高性能 | ウルトラハイエンド:80 ハイエンド:70 ミドルレンジ:60 エントリーモデル:50/30 |
Ti | 同型番中の相対性能 | Ti > 無印 | 「Ti」が付くと速くなる | Ti版:グレードを超えることはない程度のパワーアップ |
※ノート用グラフィックの場合、型番数字の後に「M」がつきます。 例:GeForce 9600M GT
Radeon RX590 | ||||
Radeon 型番(ナンバリング)の見方 | ||||
---|---|---|---|---|
R | シリーズの世代 | R > HD > X > 無印 | 左に行くほど速くなる | 最新世代:Rシリーズ 過去世代:HDシリーズ |
X | シリーズ内のグレード | X > 9 > 7 | 数字が大きいほど速くなる | RX > R9 > R7 |
5 | シリーズ(世代) | Vega > 5 – 1 | 数が大きいほど新機種 | RX Vega > RX 500 > RX 400 |
90 | シリーズ内の相対性能 | 90 – 50 | 同シリーズなら数が大きいほど高性能 | 10刻みでナンバリング |
※ノート用グラフィックの場合、型番の最初に「Mobility」がつきます。 例:Mobility Radeon HD4600