中古ゲーミングPCの注意点と選び方
ゲーミングPCは最新のゲームをスムーズに動かすため高性能ですがその分、割高です。
ゲーミングPCは欲しいが予算がたりない、という場合は中古のゲーミングPCを探してみるのも一つの手です。
「グラフィックカード」の搭載を確認
中古のゲーミングPCを選ぶ場合最も注意したいのが「グラフィックカード」を搭載しているかどうかです。
グラフィックカードとはPCの画面をディスプレイに表示するために使われるパーツですが、CPUにグラフィック機能を内蔵し、グラフィックカードを搭載していないPCもあります。
ただし、CPUに内蔵されている機能はあくまでも簡易版ですので3D表示などでは別途グラフィックカードを搭載したPCにはかないません。
そのかわり、こうしたPCは価格が安く、マイクロソフトOffice系のアプリケーションを使用して仕事をする分には十分な性能を持ちますが、3Dを多用したゲームを遊ぶのにはあまり向いていないのです。
ゲームを遊ぶためにはCPUとは別にグラフィックカードを搭載しているPCを選びましょう。
「リノベーションPC」も選択肢のひとつ
中古ゲーミングPCを選ぶ上でもうひとつ選択肢があります。それは「リノベーションPC」と呼ばれるものです。
企業向けの古いPCなどをベースに最新のパーツを搭載してゲーミングPCとして使えるようにしたものです。
企業向けPCは上記のようにOfficeアプリケーションなどを使う前提で販売されているものが多くグラフィックカードは搭載されていないのが主流です。
そこに比較的新しいグラフィックカードを搭載して仕様を一新したのがリノベーションPCです。
ゲームを遊ぶにはCPU性能よりもグラフィックカードの性能が最も大きく影響しますので多少古い企業向けPCでも多くのゲームが遊べるようになります。
グラフィックカード以外にもHDDをSSDに交換していたり搭載メモリを増量したりするなどの「改造」が施されています。
それでもベースが格安の古いPCですので安価ながら高い性能を実現しています。
リノベーションPCの特徴は「安価で(そこそこ)高性能」なことです。
「そこそこ」というのはなかなか侮れません。
確かに最新の超重量級ゲームのプレイは困難な場合がありますが、そうしたゲームに拘らなければかなりの数のゲームをプレイできます。
特にeスポーツ競技として注目されている「リーグオブレジェンド(LoL)や「ロケットリーグ」などは十分遊べる性能を持っていることが多いです。
これらのゲームを遊ぶのが目的ならリノベーションPCも選択肢の一つになるでしょう。