ソニーが1型で4Kのマイクロディスプレイをデモ、VRゴーグルでの活用をめざす

公開日:2021/12/8

 ソニーグループは2021年12月6~8日の日程で独自のオンラインイベント「Sony Technology Day」を開催している。同イベントで、開発中のマイクロディスプレイを使ったVRゴーグルのデモ動画を公開した。

 

 

 動画では1型で4Kという高解像度を実現したマイクロディスプレイと、VRゴーグルの動作時に映像の遅延を低減する技術を紹介した。


 VRゴーグルは視野いっぱいに映像を広げるため、レンズで小型ディスプレイの映像を拡大する。そのため1個1個の画素が見えやすく、見えると「ディスプレイを見ている」という感覚が生まれてしまう。より現実感を高めるには拡大しても画素が見えないくらいに小さく、高密度であることが求められる。

 そこで同社が開発したのが1型で4Kの有機ELディスプレイだ。VRゴーグルには2枚搭載し、両目で合計8K解像度とすることで細かな文字や素材の質感などを表現可能とした。ディスプレイの小型化と多画素化にはCMOSイメージセンサーの開発で培った技術を応用しているという。

 VRでは視聴者の頭の動きに合わせて映像を変化させる必要があり、その処理に時間がかかると映像が少し遅れて後追いするような遅延が発生する。頭の動きと映像のずれはVR酔いにつながるため、できるだけ遅延を減らすことが求められる。

 そこで同社は、処理の途中で頭の位置や向きに合わせて映像の変換を行う「遅延補償技術」を開発した。これにより映像処理の時間は変えずに体感の遅延を減らせるという。

 こうした技術により、離れた人が体験を共有できるような臨場感を目指すとしている。

Reported by 宮川泰明(SPOOL)


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