キヤノンがミラーレス一眼「EOS R5」用のVR撮影レンズを発表、立体視対応の180度動画を撮影可能

公開日:2021/10/7

 2021年10月6日、キヤノンはミラーレス一眼カメラ「EOS R5」用のレンズ「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」を発表した。立体視対応の180度動画、静止画を撮影できる。発売時期は12月下旬。直販サイトでは10月8日から予約が可能で、価格は税込みで27万5000円。

 RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEはEOS R5に対応した交換用レンズ。魚眼レンズを2枚搭載しており、視差のある180度動画を2つ同時に撮影できる。専用のソフトを使うことで立体視に対応した動画を作成可能だ。

 「SWC(Subwavelength Structure Coating)」と呼ぶ光の反射を抑えるコーティングをレンズに施しており、逆光時のゴーストを低減する。これにより、従来は太陽の映り込みを避けるため難しかった時間帯の撮影も可能になるという。

 2個のレンズからの映像は横に並んだ状態でCMOSイメージセンサーに取り込まれる。1つのセンサーで記録するため編集の際に複数の映像をまとめる「スティッチ」作業が不要になり、制作を効率化できるとしている。

 レンズそのものは「EOS R」シリーズの「RFマウント」を採用しているため、同マウントに対応した他のモデルにも取り付け可能。しかしカメラ側のファームウェアの対応が必要で、発売時点で利用可能なのはEOS R5だけの予定だ。

 キヤノンは同時にVRコンテンツを制作するための「EOS VR SYSTEM」を発表した。上記レンズと編集用ソフトの「EOS VR Utility」、またはアドビの「Premiere Pro」用プラグイン「EOS VR Plugin for Adobe Premiere Pro」を利用することで、VR動画の撮影・編集環境を提供する。EOS VR UtilityとEOS VR Plugin for Adobe Premiere Proはレンズとは別売になる。

 

■RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE 商品仕様

画角(水平・垂直・対角線) 190°00′・190°00′・190°00′
レンズ構成 10群12枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り 16
最短撮影距離 0.2m
最大撮影倍率 0.03倍
フィルター径 後部にゼラチンフィルターを装着可能
最大径×長さ 約121.1(幅)×53.5mm
質量 約350g
対象機種 EOS R5※

※2021年12月発売時点で対応するカメラ。
EOS R5を2021年12月発売時点の最新のファームウエアにアップデートする必要があります。

 

Reported by 宮川泰明(SPOOL)

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