QualcommがWi-Fi 6EとBluetooth 5.2をサポートするチップを発表、ワイヤレスVRへの活用の可能性も

公開日:2020/6/1

 2020年5月28日、Qualcomm Technologiesは無線LANとBluetoothのコントローラーチップ「FastConnect 6700」と「同6900」を発表した。「Wi-Fi 6E」に対応しており、3ms以下という低遅延によりワイヤレスVRでの利用に期待がかかる。

 FastConnect 6700と同6900はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応した、モバイル機器向け無線機能のコントローラーチップ。いずれも規格の最新版に対応しているが、VR向けとして注目されるのはWi-Fi 6Eの方だ。

 Wi-Fi 6EはWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)の拡張版にあたる規格。現在Wi-Fi 6では2.4GHz帯と5GHz帯が利用されており、新たに米国で利用可能になった6GHz帯を盛り込んだ規格がWi-Fi 6Eだ。利用可能な帯域が広がったことにより、データの最大転送速度の引き上げや遅延の削減が可能になった。

 一方、VRゴーグルがPCとケーブルでつながれる理由はデータ転送速度と遅延が原因だ。VRでは頭部の動きに合わせて画面を描画する必要があり、一般的なディスプレイ表示よりも遅延に対する要求が厳しい。描画が遅れると体の動きと視覚のズレが発生し、VR酔いにつながるためだ。反対に、転送速度が十分に速く、遅延も抑えられるのであればPC用のVRゴーグルをワイヤレス化できる可能性があるということになる。Wi-Fi 6Eはその鍵となるかもしれない。

 ただし、6GHz帯は日本ではまだ無線LANで利用できない。FastConnect 6700と同6900を搭載した製品が出荷されるのもまだ先の話ではあるが、遠くない将来に国内の規制が緩和されることを期待したい。
 

出典:
Qualcomm: Wi-Fi 6E Chips Have "VR-class low latency" for VR Streaming

Reported by 宮川泰明(SPOOL)

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