ワイヤーを使った触覚フィードバックシステム「Wireality」の論文が発表、コストの安さが魅力

公開日:2020/5/1

 2020年4月、カーネギーメロン大学の「Future Interfaces Group」がVRの触覚フィードバックシステム「Wireality」に関する論文を公開した。ワイヤーを使った安価なシステムだ。海外ニュースサイトの「UPloadVR」が報じた。

Wireality Is A Low-Cost VR Haptics System That Turns You Into A Puppet

プロジェクトの紹介動画

 仕組みとしてはシンプルで、指先と指の付け根、手首の7個所にワイヤーを固定し、肩に取り付けたユニットがワイヤーを引っ張ることで手の動きを制限する。これをVRコンテンツと連動させ、VR内で物を触った感触を再現する。この研究の被験者は、手の複数の場所でフィードバックを感じることで、より感触がリアルになったとコメントしている。

 肩のユニットは、VR内で手が何かに触れるとモーターでワイヤーを巻き取り、ラッチで固定する。ラッチを使うことで固定時に電力を使わないで済み、省電力で動作するとしている。

 触覚フィードバックはVRの没入感を高めるための課題として認知されつつも、解決方法はまだ多くの技術者が模索している状態だ。これまでに発表されたシステムは価格が高い、大掛かりな装置が必要といった課題があった。Wirealityは軽量(273g)、低コスト(35米ドル以下)、省電力を売りとしている。

 一方、もちろんWirealityにも課題がある。1点目は装着の手間だ。使う度にユニットを肩に付け、片手あたり7個所も固定するのは、手に取るだけで使える従来のコントローラーと比べて大きく手間がかかる。2点目は動きに制限が生まれてしまうことだ。手と肩がワイヤーでつながっているため、両手に取り付けた場合に腕を交差させる、手を反対の手の甲に重ねるといった動きをするとワイヤーに接触してしまう。

 論文では、この試作品はあくまで研究成果のデモ用であることを強調しており、もし製品化するのであれば快適性の研究は優先度が上がるだろうとしている。製品化を目指すのかは不明だが、ユニークなアプローチと言えるだろう。

Reported by 宮川泰明(SPOOL)

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