AcerがMRゴーグルの新モデル「OJO 500」を発表、基本スペックはほぼ据え置きで機能を追加

 2018年8月29日、AcerはWindows Mixed Reality(MR)対応VRゴーグルの新モデル「OJO 500」を発表した。

・Acer Introduces the Acer OJO 500 Windows Mixed Reality Headset
https://www.acer.com/ac/ja/JP/press/2018/427896

 8月31日から9月5日にかけて、ドイツのベルリン市で「IFA(国際コンシューマ・エレクトロニクス展) 2018」が開催される。それに先駆けてAcerが発表会を実施した形だ。

 OJO 500は既存モデルの「Acer Windows Mixed Realityヘッドセット(AH101)」から大幅なデザイン変更が行われている。ただ、ディスプレイ周りはあまり変更点がない。ディスプレイ方式は液晶で、解像度は1440×1440ドット×2、リフレッシュレートは90Hzと同じ。視野角は95度から100度へと広くなったものの、基本スペックはほぼ同じと言ってよいだろう。inside-out方式の位置トラッキングに対応し、MRゴーグル用コントローラーが付属する点も同じだ。

 一方で、追加された機能は多い。最も使い勝手に影響するのはヘッドセットが標準搭載されたことだろう。従来はヘッドホン端子だけだったため、別途ヘッドホンやイヤホンを用意する必要があった。IPD(瞳孔間距離)の調整も、AH101ではソフトの設定のみだったのに対し、OJO 500ではダイヤルによるハードウェアレベルの調整ができるようになった。

 ユニークな機能が、ディスプレイとレンズの部分を取り外しできることだ。奥まった所にあるレンズ周辺の掃除がしやすくなった。ゴーグル部をヒンジで跳ね上げる機構は引き続き搭載している。

 ヘッドストラップは2種類用意している。1つはAH101と似たハードタイプ、もう1つはOculusの「Rift」のようなソフトタイプだ。跳ね上げ機構を利用できるのはハードタイプのみとなる。

 OJO 500はまず米国とヨーロッパ、中東、アフリカで11月に発売される。価格は米国で399米ドル、その他の地域は499ユーロから。日本への投入時期や価格は公表されていない。

 AcerはYouTubeで紹介動画を公開している。興味のある人は確認してみるとよいだろう。動画によると、「OJO」の読み方は「オーホ」ないし「オーホー」のようだ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL