Picoが一体型VRゴーグルを発表、9月に国内でも発売予定

 2018年7月31日、Pico Technologyは一体型VRゴーグルの新モデル「Pico G2」を発表した。翌8月1日に中国で発売している。HTCは「VIVE」の公式ブログでPico G2が同社の「Vive Wave」と「Viveport」のプラットフォームに対応すると紹介した。

・Newly Launched Pico G2 is the Most Recent Device to Support Vive Wave and Viveport
https://blog.vive.com/us/2018/08/01/newly-launched-pico-g2-recent-device-support-vive-wave-viveport/

 Pico G2は日本でも支社のPico Technology Japanを通じて販売される。発売日は9月10で、価格は税抜きで4万9500円の予定だ。

・Pico Technologyが7月31日、中国で最新のスタンドアローン型HMD「Pico G2」モデルを発表!
https://www.value-press.com/pressrelease/205651

 Pico G2の主な仕様は以下の通り。CPUはQualcommの「Snapdragon 835」、メインメモリーは4GB、内蔵ストレージは64GB、ディスプレイのタイプは液晶で、3.5インチで1440×1600ドットのパネルを2枚内蔵している。ディスプレイのリフレッシュレートは最大90Hzで、視野角は101度となる。3500mA/hのバッテリーを搭載し、3時間動作するという。

 そのほか、Bluetooth 4.2、IEEE 802.11b/g/n/acに対応した無線LAN、3.5mmオーディオジャック、最大256GBに対応するmicroSDカードスロットを搭載しており、3DoF(自由度)対応のコントローラーが付属する。

 デザイン上の特徴は、バッテリーをヘッドバンドの後頭部に配置したことでゴーグル部を280gと軽量化した点。ゴーグル部前面にはカメラを搭載し、装着したまま外の様子を確認できるとしている。

 一方、公表されていないのがVRゴーグル本体のDoFだ。位置トラッキングを搭載して6DoFに対応するならVR内でしゃがんだり歩き回ったりできるが、3DoFであれば見回せるだけに留まる。通常、6DoFにはセンサー等の外部機器か2個セットのトラッキング用カメラが必要になるため、3DoFだと思われる。

 搭載するOSや国内で利用するコンテンツプラットフォームも発表されていない。Vive WaveとViveportに対応するものの、Vive Waveは中国だけで展開しているサービスだ。Viveportも国内ではVIVEや「VIVE Pro」向けのコンテンツしかない。どのような形でコンテンツを入手するのか、現時点では不明だ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL