【VRパラダイス ゲームレビュー】
 音楽にあわせてノーツを“斬る”快感!新感覚VR音ゲー「Beat Saber」

Reported by DENPA IS CRAZY

 VRと音ゲーは相性が良い。それは音ゲーの世界への没入感と実際に体を動かす爽快感からくるるものだろう。

 というわけで、今回紹介するタイトル「Beat Saber」もVR音ゲーの1つである。流れてくるノーツにあわせてアクションを取り、時々流れてくる壁(ぶつかるとライフが減る)を避けるというゲームだ。

 これだけの説明では他のVR音ゲーとの差別化ができていないが、なんといっても本作のノーツにあわせて行なうアクション、ノーツを“斬る”ことが特徴的だ。音ゲーで音楽にあわせてプレーヤーがアクションをするというのは古今東西の音ゲーの楽しみ方であるが、それに加えて斬る快感が楽しめる。

 筆者は非VRタイトルを含めてそれなりの数の音ゲーをプレイしてきたが、本作の斬る快感は他のゲームにはない体験と気持ちよさを感じさせてくれる。

 何かを斬るというアクションはそれだけで気持ちよさを感じさせてくれる。それは飛んでくる果物を斬るといアクションゲーム「Fruit Ninja」が大ヒットを記録したことからもわかる。

 ゲームシステム面で見ていくと、難易度も「EASY」から「EXPERT」まで用意されており、最初は簡単な難易度でゲームや曲に慣れていって、徐々に上級の難易度に挑戦していくという綺麗な動線が張られている。さすがに最上級難易度の「EXPERT」ともなると、流れてくる壁を避けるために体を左右に振り続け、コントローラーは振りっぱなしという状態になるが、これが一層アドレナリンを放出させてくれる。ちなみにゲームオーバーにならない「NO FAIL」というモードも用意されているので、こちらで練習するのもアリだ。

 ゲームとしては非常に面白いのだが、どうしても気になるの楽曲だ。デフォルトでは10曲用意されているのだが、どれもEDMというかクラブミュージック寄りで、あえてネガティブな表現をすると代わり映えしない。本作のゲームシステムとこういった曲調は非常にマッチしているのだが、贅沢を言えばロックやポップスといった他ジャンルの曲を盛り込んでもらえるとより楽しさが増すと感じた。

 ただ“デフォルトでは”という表現をした通り、本作はMODを使うことで他楽曲を追加することができるどう見ても著作権的にアウトな楽曲も含まれているので積極的に紹介することは避けるが、「Beat Saber MOD」といったワードで検索すればお目当ての内容がヒットするはずだ。

 他にもMODを使うことでアバターを追加したり、手に持つ刀を他のグラフィックスに変更することもできる。このMODコミュニティの活発さからも本作の人気っぷりが改めてわかるというものだ。

 なお現状は早期アクセスというステータスで、今後は公式でも譜面のカスタマイズやカスタマイズ楽曲の追加などが予定されている。他にもミッションモードなども追加予定とのことで、今後の展開にも期待が持てる作品である。

 総評すると間違いなくマストバイだ。今後の展開にも期待できるし、プレーヤーメイドのMODを使えばさらに深く、長く楽しめる作品である。ぜひプレイしてみて欲しい。