SamsungがEUで気になる商標を出願、VR向けの有機ELパネルか

 2018年6月7日、Samsung ElectronicsはEUIPO(欧州連合知的財産庁)に有機ELパネルに関する商標を提出、受理された。海外ニュースサイト「UploadVR」が報じた。

・Samsung Trademarks ‘Anti-Screen Door Effect’ AMOLED Display
https://uploadvr.com/samsung-trademarks-anti-screen-door-effect-amoled-display/

・提出した商標のページ
https://euipo.europa.eu/eSearch/#details/trademarks/017927479

 Samsung Electronicsが提出した商標は「Anti SDE AMOLED」というもの。「SDE」は「Screendoor Effect(スクリーンドアエフェクト)」と思われ、そのまま読むと「スクリーンドアエフェクト防止(アクティブマトリクス方式)有機EL」となる。

 スクリーンドアエフェクトとは、ディスプレイのドット間の隙間が見えてしまう現象だ。スクリーンドア(網戸)のような格子状の模様が見えることからこのように呼ぶ。VRゴーグルでは頭を動かさずに静止画を見ていると気付きやすい。

 SDEがScreendoor Effectならば、この商標が示すディスプレイは何らかの形でスクリーンドアエフェクトを防いでいると考えてよいだろう。一般的に、スクリーンドアエフェクトを防ぐにはドットの間を狭くする、つまりディスプレイサイズが同じなら解像度を高めることが必要だ。

 現時点では、単純にスクリーンドアエフェクトが発生しないレベルで解像度の高いディスプレイにこのブランド名を付けるのか、それとも何か新しい技術が含まれるのかは分からない。ただ、スクリーンドアエフェクトの防止はVR体験の向上につながるだけに、期待したいところだ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL