Valveが「Knuckles」コントローラーの情報を更新、デザインが変更に

 2018年6月22日、ValveはVRプラットフォーム「SteamVR」の開発者向けコミュニティにニュースを投稿し、開発中の「Knuckles」コントローラーの新しい試作品「EV2」を公開した。

・SteamVR Knuckles EV2
https://steamcommunity.com/games/633750/announcements/detail/1697176680054107939

 KnucklesはValveが開発する次世代のコントローラー。ストラップで手に固定するため、手を開いても落とさないように工夫されている。2017年6月にも試作品を公開していた。

 新しいKnuckles、EV2は親指で操作する部分のデザインが大幅に変更された。以下の画像は、上がEV2、下が従来のKnuckles(EV1.3)だ。従来は大きなタッチパッドの周囲にボタンを配置していたが、新しいバージョンではタッチパッドを小さくし、横にボタンを並べた。また、要望が多かったというレバーを追加した。全体のデザインを変更したことで、手が大きい人から小さい人まで、より幅広い人に使いやすくなったという。

 タッチパッドはセンサーになっており、親指の位置をトラッキングするのにも利用する。圧力センサーも内蔵しているため、ボタンのように押して入力したり、強く押し込むことで別の入力として扱うこともできる。持ち手の部分も同様で、人差し指から小指の位置をトラッキングするとともに握る操作も検知できるようになった。

 細かな気遣いが感じられるのがストラップの仕様だ。Knucklesは手に固定するため、親指が長い人は大きく指を曲げないと操作できない場合がある。反対に親指が短い人は端のボタンに届かないこともあり得る。そこで、ストラップの付け根の位置をスライドさせられるようにした。これにより手の位置が変わるため、操作しやすい持ち方に調節できる。

 昨年公開したものと同様に、これはあくまで試作品で、この仕様で実際に発売されるとは限らない。今回のニュースも発売時期や価格には触れていない。ただ、掲載されている写真や動画を見る限り、かなり洗練されているように見える。そろそろ正式な発表を期待しても良いのではないだろうか。

Reported by 宮川泰明(SPOOL