プロ向け360度カメラ「MAX」が「Kickstarter」に登場、8Kで3D動画を撮影可能

 2018年6月13日、クラウドファンディングサービスの「Kickstarter」にプロ向けの高性能360度カメラ「MAX」が登場した。静止画で12K、動画で8Kと高解像度で、立体視にも対応する。

・Detu MAX: World's First 3D 8K 360° VR Camera with AI Chip
https://www.kickstarter.com/projects/1902969015/detu-max-worlds-first-3d-8k-360-vr-camera-with-ai/

 プロジェクトを投稿したのは中国の360度カメラメーカー、Detu。MAXは2個セットのレンズを4方向に搭載した360度カメラだ。レンズはそれぞれ195度×195度の視野角があり、4方向の画像、映像を合成して最終的な写真や動画を作る。

 対応する解像度は、360度写真は2Dの場合で最大11520×5760ドット、3Dの場合で最大7680×7680ドット。360度動画は2Dの場合で最大7680×3840ドット、3Dの場合で最大7680×7680ドットとなる。ただし、合成をリアルタイムで行う場合は少し低い解像度で記録する必要がある。写真はRAW形式の撮影、動画はLOG撮影も可能だ。

 AIエンジンを搭載しており、合成や補正の精度を高めたり、動画撮影時に特定の対象を追跡したりできるという。

 データはSDカードに記録する。対応する最大容量の記載はないが、スロットは2個備えている。そのほか、有線LANや無線LANを通じてPCとつなぎ、リアルタイムで配信することもできる。

 本体のサイズは172×172×130mm、重量は2kgと大型だ。バッテリーは4800mA/hで、最大1時間の連続撮影が可能。取り外しにも対応し、バッテリー単体や充電器も発売する予定があるという。

 高い解像度に加えて3Dやリアルタイム合成、AIなど様々な機能を盛り込んでいるため、価格は高い。支援のプランは2499米ドルでDetu MAXを1台もらえるものが基本。数量限定で割引になるプランもあるが、最も安いプランでも2199米ドルだ。Kickstarterのプロジェクト後は一般販売も予定しており、そちらは3599米ドルとなる。

 目標金額は2万米ドルだが、プロジェクトの開始後10分で到達したとしている。日本への出荷にも送料88~118米ドルで対応しているが、日本の技適は取得していない。

Reported by 宮川泰明(SPOOL