外部センサーなしのハンドジェスチャーコントローラー「Kai」が「Indiegogo」に登場

 2018年5月22日、クラウドファンディングサービスの「Indiegogo」にハンドジェスチャーコントローラー「Kai」が登場した。ワイヤレスで動作し、手のトラッキングにカメラを使わない点が特徴だ。

・Kai - A Revolutionary Gesture Controller
https://www.indiegogo.com/projects/kai-a-revolutionary-gesture-controller-iphone-bluetooth#/

 プロジェクトを投稿したのは米国のベンチャー企業のVicara。Kaiは手の平サイズのコントローラーで、バンドで手に固定して使う。内蔵したセンサーで4本の指と6DoF(Degree of Freedom)のトラッキングを行う。空間をフリックしたりピンチしたりといった操作で設定した入力ができる。機器とはBluetoothで接続するため、ワイヤレスで動作する。

 Kaiは汎用のコントローラーで、付属ソフトで機能の割り当てを変更可能。一連のキーボード入力を再現するマクロ機能も備えている。PCだけでなくスマートフォンにも対応しており、VRのゲームなどでもコントローラーとして使える。

 コントローラー本体のサイズは幅23×高さ13、長さ77m。内蔵バッテリーで8時間動作するという。重さは公式ページによると約1/2ポンド(約226g)。5.5インチサイズの「iPhone 8 Plus」でも202gしかないことを考えると少々重過ぎるため、誤記の可能性もある。

 ハンドジェスチャーは外部カメラで手の動きを検出する方式が一般的だ。それをなくして手に取り付ける機器だけで実現したのは新しい。同社はカメラが不要になったことで検出範囲や周囲の明るさを気にする必要がなくなり、映像を分析する負荷もなくなるとしている。ただ、コントローラーを手に固定するという点は、便利ではあるものの好みが分かれそうだ。

 Indiegogoのプロジェクトでは、189米ドル以上の支援でKaiを1個もらえる。他に数量限定で割り引きになるプランやまとめ買いのプランもある。プロジェクトの期間は7月初旬までで、目標金額は10万米ドルに設定されている。日本への出荷にも対応しており、送料は20米ドル。ただ、日本の技適を取得しているかの表記がない点は注意が必要だ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL