Pimaxが8K解像度のVRゴーグルを出荷へ、「Kickstarter」の支援者は6月に受領予定

 2018年5月17日、Pimaxはクラウドファンディングサービスの「Kickstarter」のプロジェクトページを更新し、開発中の8K解像度のVRゴーグルを近く出荷すると発表した。

・Pimax: The World's First 8K VR Headset
https://www.kickstarter.com/projects/pimax8kvr/pimax-the-worlds-first-8k-vr-headset/

 Pimaxは5K/8K解像度のディスプレイと200度の視野角を備えたハイエンドVRゴーグルを開発している。2017年9月にKickstarterでプロジェクトを開始し、420万米ドルを集めた。当初は2017年12月の出荷を予定していたが、遅れている。今回発表した内容は月内にプロトタイプの「M1」をベータテスターに出荷し、問題がなければ6月に支援者に向けて出荷を開始するというものだ。

 ただし、この出荷予定はあくまでVRゴーグル本体について。Pimaxはアクセサリーで機能を追加できることも売りとしていたが、これらはまだ開発中だ。準備ができ次第情報を更新していくとしている。独自のコントローラーやハンドトラッキング、アイトラッキング用アクセサリーなどが予定されている。

 ディスプレイのリフレッシュレートは当初は最大90Hzとうたっていたが、現在安定して動作するのは80Hzだという。独自の位置トラッキング技術「Pi-tracking」も内部テストが終わったところで、出荷時点では利用できないようだ。

 このように製品全体としては完成しているとは言い難い状態で、出荷が近いとはいえPimaxのすべきことはまだまだ残っている。しかし用意できたところから出荷を始められるというのは、クラウドファンディングならではの展開と言ってよいだろう。

Reported by 宮川泰明(SPOOL