Valveがコントローラーのボタン割り当てを変更する「SteamVR Input」を提供開始

 2018年5月15日、Valveは同社のVRプラットフォーム「SteamVR」のベータ版に新しい機能「SteamVR Input」を追加したと発表した。

・Controllers Controllers Controllers: Introducing SteamVR Input
https://steamcommunity.com/games/250820/announcements/detail/3809361199426010680

 SteamVR Inputは、SteamVRで利用するコントローラーのボタン割り当てを変更可能にする機能だ。どのボタンをどの機能に割り当てるかはゲームやアプリが決めるのが一般的。変更できるとしても、ゲーム、アプリ内で設定できる範囲になる。ただ、これでは新しく登場したコントローラーは開発者がアップデートで対応させない限り使えない。プラットフォーム側が割り当て機能を備えることで、開発が終了しているゲームを新しいコントローラーでプレイする、といったことが可能になる。

 ゲームに設定項目がない場合でも割り当てを変更できるようになるなど、自由度を大きく高める機能と言える。SteamVR Inputで作成した設定は「Steam Workshop」で公開できるので、他人の作った設定を試すのも簡単だ。開発者にとっても、ゲームやアプリをアップデートせずに新しいボタン割り当てを提供できるということにもなる。

 普段ゲームをプレイする人にとって、ボタンの割り当てを変更すること自体は特段新しい機能ではないだろう。しかし、SteamVRは様々なVRゴーグルで利用できるため、プラットフォーム側でこの機能を備えた意義は大きい。早期の正式実装を期待したい。

Reported by 宮川泰明(SPOOL