Samsungが無線MRゴーグルを開発中、8月に発表か

 Samsung ElectronicsがMicrosoftとのパートナーシップを強化し、無線のMixed Reality(MR)対応ゴーグルを開発しているという。韓国のニュースサイト「The Korea Times」が報じた。

・Samsung, MS boosting partnership for 'mixed reality'
https://www.koreatimes.co.kr/www/tech/2018/05/133_248527.html

 上記記事によると、Samsung Electronicsは現在「ARとVRの両方に対応した高い価格帯の無線ゴーグル」を開発している。そしてそれは同社のアプリケーションプロセッサー、有機ELディスプレイ、各種センサーを搭載する。判明しているのはこれだけで、製品は8月にドイツで開催される「IFA 2018」で発表される予定だという。

 Microsoftと協力してAR/VRゴーグルを開発する以上、MRのプラットフォームを使用することになるだろう。しかし、MRゴーグルには「HoloLens」(実質ARゴーグル)と「immersive headset」(実質VRゴーグル)の2種類があるが、今回明らかになった仕様はいずれとも異なるように見える。

 通常、アプリケーションプロセッサーはOSの動作を担当するプロセッサーだからだ。OSを動作させるプロセッサーを使うということは、開発しているのは一体型ゴーグルということになる。しかし一体型のHoloLensはVRを利用できないし、immersive headsetはPCとつなぐ必要がある。Microsoftはスマートフォン向けCPUで動作するARM版Windows 10を発表しているため、Windows 10搭載一体型MRゴーグルという予想もできる。

 現時点では分からないことの方が多いが、今までにない製品が出てくる可能性もある。8月の発表には期待してよいのではないだろうか。

Reported by 宮川泰明(SPOOL