体重移動で操作するVR用コントローラー「Alto100」が「Indiegogo」に登場

 2018年5月1日、クラウドファンディングサービスの「Indiegogo」にVRで利用するコントローラー「Alto100」が登場した。投稿したのはオーストラリアの新興メーカー、Visospaceだ。

・Alto100: an incredible VR locomotion companion
https://www.indiegogo.com/projects/alto100-an-incredible-vr-locomotion-companion-computers-design#/

 Alto100は円形のボード状のコントローラー。上に乗って体重移動で操作し、VR内を自由に移動できる。内蔵したモーターにより、振動のフィードバックにも対応する。PCでの利用のほか、スマートフォンを使ったモバイルVRでも利用可能だ。体全体を使って操作するため、VR酔いしにくいという。

 足を乗せ、傾きで移動の操作をするコントローラーとしては「3DRudder Foot Controller」(3DRudder)がある。こちらは座った状態で利用するのに対し、Alto100は立って利用する点が新しい。

 3DRudder Foot Controllerでは左右の回転も足の操作で行っていたが、Alto100は立っているため体全体で回れる点は優位と言えるだろう。ただ、立って使うためボードから落下する危険は避けられない。大型筐体のような体を支える機構もないため、同社はあまり激しい動作を要求しないコンテンツで利用することを推奨している。

 今回のプロジェクトは開発者向けとなっており、提供されるコントローラーも開発者向けキットとなる。790オーストラリアドル以上の支援で受け取れる。目標金額は1万オーストラリアドル(約81万円)と低め。一般ユーザーやVR体験施設向けの製品版は今年後半に改めてプロジェクトを企画するとしている。

 対応コンテンツが公開されていないため、どの程度活用の幅があるのかはまだ分からない。しかし、直径60cm、高さ10cmと小型なので、ルームスケールのスペースが確保できない環境では便利そうだ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL