Microsoft Researchが多機能入力デバイス「Project Zanzibar」を公開、マットの上に置いた物を認識可能

 2018年4月9日、Microsoftの研究部署であるMicrosoft Researchがユニークな入力デバイス「Project Zanzibar」を公開した。

・Project Zanzibar
https://www.microsoft.com/en-us/research/project/project-zanzibar/

 Project Zanzibarは、様々な種類の入力に使えるマット。物を使ってPC等に入力することが基本コンセプトだ。本体は柔らかく、丸めて持ち運び可能。静電容量方式の入力とNFC(Near Field Communication)タグの読み取りに対応しており、マットの上に何を、どの位置に、どの向きで置いたかを認識できる。機器との接続はUSBかBluetooth。PCやスマートフォンと連携して利用できるほか、マット単体で使うことも可能だ。

 静電容量方式は液晶ディスプレイのタッチ機能でも使われている技術だ。直接触るだけでなく、上に手をかざすといった操作も可能。デモ動画では、ブロックを置く、動かす、重ねる、カードを裏返すといった入力も紹介している。

 NFCの情報を使って、ゲーム内にカードに対応したキャラクターを登場させ、動かすことも可能。AR用のタグとしても使える。キャラクターのフィギュアを使ったシミュレーションゲームや、文字のチップを使ったパズルゲームなども作れそうだ。

 Microsoft ResearchはProject Zanzibarを教育分野でも使えるとしており、アルファベットのチップを置くと読み上げる、命令を記録したブロックを組み合わせてロボットを動かすといった使い方も紹介している。

 これはあくまで研究中のデバイスで、実際に製品化されるとは限らない。ただ、アイデア次第で色々なことができそうで、面白いプロジェクトだ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

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