KAT VRがルームランナー型コントローラー「KAT Walk mini」の動画を公開、近くクラウドファンディングへ

 2018年4月4日、ルームランナー型のコントローラーを開発、販売しているKAT VRが新モデル「KAT Walk mini」のデモ動画をYouTubeで公開した。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・Kat VR Details Upcoming VR Treadmill KAT Walk Mini in New Video
https://www.roadtovr.com/kat-vr-details-upcoming-vr-treadmill-kat-walk-mini-new-video/

 KAT VRは中国のメーカーで、2015年にクラウドファンディングサービスの「Kickstarter」で「KAT Walk」というルームランナー型コントローラーのプロジェクトを投稿していた。資金集めは成功しており、当初の予定より時間はかかったものの2017年に出荷を始めている。2018年3月に開催されたイベント「GDC 2018」では新モデルとなるKAT Walk miniを発表した。その名の通り前モデルより小型化した製品だ。

 ルームランナー型のコントローラーを使うと、実際に歩く動作でVR空間を移動できる。日本でも販売されている製品としては、Virturixの「Omni」が有名だ。基本的な仕組みはKAT Walkも同じで、きょう体に体を固定し、低摩擦の靴を履いて足を滑らせるようにして操作する。

 KAT Walkでは体を上から吊るすように固定したが、KAT Walk miniは土台から伸びる柱に固定する。この変更により大幅に小型化できており、本体重量は191kgから85kgと半分以下になっている。一見体の方向が固定されてしまい、振り向けないように見えるが、柱が足場の周辺に沿って動くため体ごと回転できる。

 KAT Walk miniはゲームのプラットフォームによらず利用可能で、HTCの「VIVE」、Oculusの「Rift」、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「PlayStation VR」など様々なVRゴーグルで使える。時期は明言していないものの、KAT VRは近くKickstarterのプロジェクトを開始する予定だという。

Reported by 宮川泰明(SPOOL