「VIVE Pro」の推奨環境が「GeForce GTX 1070」に引き上げ、「GTX 1060」は最小環境に

 HTCはVRゴーグルの新モデル「VIVE Pro」の動作環境を変更し、推奨するグラフィックボードをNVIDIAの「GeForce GTX 1070」またはAMDの「Radeon Vega 56」以上とした。海外ニュースサイト「Road to VR」が報じた。

・Vive Pro ‘Recommended Spec’ Seeks GTX 1070, Drops 1060 to ‘Minimum Spec’
https://www.roadtovr.com/vive-pro-recommended-spec-seeks-gtx-1070-drops-1060-to-minimum-spec/

 HTCはWebサイトにVIVE Proの製品ページを用意しており、当初は推奨環境として従来の「VIVE」と同じNVIDIAの「GeForce GTX 1060」またはAMDの「Radeon RX 480」以上と掲載していたという。しかし、推奨環境はGeForce GTX 1070またはRadeon Vega 56以上へと引き上げられ、旧表記は最小環境という位置付けになった。

 快適なVR環境のためには、ディスプレイのリフレッシュレートである90Hzに合わせて90fpsの描画速度が必要になる。ディスプレイの解像度が上がれば描画負荷は高くなり、グラフィックボードへの要求も高くなる。解像度向上が売りであるVIVE Proに従来のVIVEと同じ推奨環境が設定されていたことの方が不自然だったと考えるべきだろう。

 ただ、ここ1年ほどグラフィックボードの品薄と価格高騰が続いており、GeForce GTX 1070は5万~7万円台、Radeon Vega 56は9万~10万円台が相場だ。VIVE ProがVRゴーグル単体で約10万円と高価なこともあり、これから環境を整えようとするとハードルは高いと言わざるを得ない。

 この変更はHTCの英語サイトでの話で、日本語サイトは本稿の執筆時点ではまだ変更されていない。重要な情報のため、あまり時間を置かずに更新されると思われる。

Reported by 宮川泰明(SPOOL