360度カメラ「Pano-S」が「Kickstarter」に登場、10万円以内で8Kに対応

 クラウドファンディングサービスの「Kickstarter」に360度カメラ「Pano-S」が登場した。投稿したのは中国、香港の電子機器メーカーであるunbox-lab。8K解像度の写真撮影、4K解像度の動画撮影に対応し、10万円以下と安いのが特徴だ。

・Pano-S: 8K 360° VR Camera
https://www.kickstarter.com/projects/10045885/pano-s-8k-360-vr-camera/

 Pano-Sは210度の画角を備えた魚眼レンズを6個搭載した360度カメラだ。それぞれ3456×3456ドットでの撮影に対応し、結合して写真は最大8K(7680×3840)、動画は最大4K(3840X1920)の30fpsで記録できる。写真、動画は結合した状態のほか、結合前の状態でも残せる。編集ソフトの「Autopano」(Kolor)が付属する。

 6000mA/hの交換可能なバッテリーを内蔵し、写真撮影なら3時間、動画撮影なら1.5時間動作する。ストレージはmicroSDカードを使い、64GBまでの容量に対応する。外形寸法は幅120×奥行き120×高さ80mm。重量は650g。撮影用のリモコンが付属している。

 Pano-Sの特徴は、8Kの360度撮影に対応するカメラとしては価格が安いことだ。unbox-labはKickstarterでの資金集めの後に正式な製品化を予定しており、その際の価格は7899香港ドル(約10万5000円)。8K解像度の360度写真を撮影できるカメラは少なく、あっても20万~40万円、もしくはそれ以上が相場だ。高価なカメラは動画も8Kで撮影できるなど機能面での違いはあるものの、価格差は非常に大きい。Pano-Sは写真がメインの人には面白い製品となるだろう。

 Kickstarterでの支援プランは6299香港ドル(約8万4000円)が標準で、数量限定での割り引きプランやバッテリーなどの付属品を付けたものもある。世界各国への発送に対応しており、送料は製品価格に含まれている。日本からの注文も可能だ。ただし、付属のリモコンが日本の技適を取得しているかは触れられていない。

Reported by 宮川泰明(SPOOL