Oculusの「Santa Cruz」に開発者向けキットが登場、コントローラーは変更案も

 2018年3月19~23日、ゲーム開発者向けイベントの「GDC(Game Developers Conference) 2018」が開催中だ。Oculusは同イベントに合わせて開発中の一体型VRゴーグル「Santa Cruz」についての情報をアップデートした。

・Oculus’ Santa Cruz Dev Kit Gets Two New Images
https://uploadvr.com/oculus-santa-cruz-dev-kit-gets-two-new-images/

 Santa Cruzについては、外部機器が不要なinside-out方式の位置トラッキングを採用した一体型VRゴーグルだという情報以外、あまり公開されていない。しかし、海外ニュースサイトの「UploadVR」は、上記記事で「Santa Cruz Dev Kit」という名前でOculusから提供されたとして2枚の写真を掲載している。

 「Dev Kit」は開発者向けキットのことで、デバイスの発売前にコンテンツを開発してもらうためにコンテンツメーカーに頒布されるものだ。GDC 2018の会場では展示もあったという。つまりOculusはSanta Cruzの発売の準備段階に入ったと考えてよいだろう。

 もっとも、開発者向けキットから製品になる際、仕様が変更されることも多い。付属コントローラーには既に別の案もあるようだ。

・GDC 2018: Oculus Santa Cruz’s New Controllers Are Much Closer To Touch
https://uploadvr.com/gdc-2018-oculus-santa-cruz-like-games-console-new-controllers-teased/

 上記記事ではUbiSoftのOlivier Palmieri氏がTwitterで公開したスライドを引用し、新しいコントローラーの案を紹介している。元々公開されていたコントローラーは親指での操作にタッチパッドを採用していたが、レバーに交換されているという。

 Santa Cruzはプロジェクトの名前は早くから知られていたものの、詳しい情報が公開されない状態が続いていた。発売に向けて動き始めたとなると、CPU(SoC)やディスプレイなどの詳しい仕様も気になるところだ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL