Microsoft ResearchがVR用コントローラーの試作品「CLAW」を公開、3種類のフィードバックを搭載

 2018年3月8日、Microsoftの研究部門であるMicrosoft ResearchがVR用コントローラー「CLAW」の紹介動画をYoutubeで公開した。Webサイトでは、ペーパーも公開している。

・CLAW: A Multifunctional Handheld Haptic Controller for Grasping, Touching, and Triggering in VR(Youtube)

・CLAW: A Multifunctional Handheld Haptic Controller for Grasping, Touching, and Triggering in Virtual Reality(ペーパー)
https://www.microsoft.com/en-us/research/publication/claw-multifunctional-handheld-virtual-reality-haptic-controller/

 CLAWは拳銃の持ち手のような形状をしたコントローラーだ。内蔵したモーターが人差し指への抵抗を生み、VR内の触覚を再現する。本体に位置トラッキング機能はなく、HTCの「Tracker」を使う。

 機能は「掴む」「触る」「銃を撃つ(反動を生む)」の3種類。「掴む」はVR内で物を掴むと、その大きさに応じてそれ以上指を曲げられなくなる。「触る」は2種類あり、1つ目は人差し指でVR内の物を押すと抵抗を感じるというもの。2つ目は振動により触った表面の質感を感じるというものだ。「銃を撃つ」は、VR内で銃を撃った際の反動を再現する。それぞれの機能はCLAWを持っている手の親指の位置や、VR内で銃を持っているかどうかで自動的に切り替わる。

 機能一つ一つを見れば、これまで既に様々なメーカーが挑戦してきたものだ。しかし、それぞれが専用のもので、多様なシーンで使えるようにはなっていなかった。CLAWは一つの小さいデバイスで複数の機能を備えるというコンセプトで開発されているのが特徴だ。

 Microsoft Researchはあくまで研究期間なので、CLAWが製品として販売されることはないと思われる。公開しているペーパーでは、映像や音声と比べて触覚フィードバックはまだ遅れた分野であるので、CLAWが次世代コントローラーのアイデアの元になることを望む、としている。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

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