「Steam」の調査で、「Rift」のシェアが初めて「VIVE」を上回る

 PCゲームのオンラインプラットフォームである「Steam」(Valve)は利用者のPC環境について継続的に調査を行っており、毎月結果を発表している。3月上旬に公開された結果では、VRゴーグルの項目でOculusの「Rift」のシェアがHTCの「VIVE」を初めて上回った。

・Steam Hardware & Software Survey: February 2018
http://store.steampowered.com/hwsurvey/

 この調査はあくまでSteam上で利用されたVRゴーグルのシェアであり、市場全体のシェアではないことは注意が必要だ。

 Valveの手がけるVRプラットフォームの「SteamVR」は元々HTCと共同で開発されたこともあり、Steam上ではVIVEが優勢だった。

 しかしRiftがセールや大幅な値下げによりシェアを伸ばしたのに加え、Windows Mixed Reality(MR)対応ゴーグルの登場も影響してVIVEはシェアを落としていた。2月の発表では差がほぼなくなっており、3月発表の時点でとうとう逆転したという形だ。

 グラフでは直近18ヵ月間の推移が表示されているので、どのようにシェアが変化してきたのかが分かる。

 Riftに逆転されたとは言え、VIVEのシェアは45.38%であり、Riftの47.31%から目立って低いわけではない。今後、上位版の「VIVE Pro」が登場すれば既存のVIVEと併せて再度逆転する可能性は十分にある。

Reported by 宮川泰明(SPOOL