一体型VRゴーグル「VIVE Focus」が発売、ただし中国市場のみ

 HTCの一体型VRゴーグル、「VIVE Focus」が中国で発売された。HTCは2017年12月に予約の受け付けを開始しており、今週その発送が始まった形だ。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・Vive Focus Standalone VR Headset Launches in China
https://www.roadtovr.com/vive-focus-standalone-headset-launches-in-china/

 VIVE Focusは、元々Googleの「Daydream」プラットフォームに対応する一体型VRゴーグルとして開発していたとされる。しかし2017年11月にキャンセルし、ほぼ同じ仕様のVIVE Focusを中国市場向けに発表した。コンテンツの提供にDaydreamを使わず、中国市場向けに開発したという独自プラットフォームの「VIVE WAVE」を利用する。

 ディスプレイには2880×1600ドット、リフレッシュレート75HzのAMOLEDを搭載。視野角は110度と広い。CPUにQualcommのハイエンドモデル「Snapdragon 835」を採用し、inside-out方式による位置トラッキングも可能と、かなり豪華な仕様となっている。その分価格も高めで、日本円に換算すると7万円台となる。

 コンテンツ提供のプラットフォームが中国専用とも言えるもののため、VIVE Focusが日本で発売される可能性は低いと思われる。Daydreamに対応した一体型VRゴーグルではLenovoが「Mirage Solo with Daydreamは」を予定しているが、こちらも国内の扱いは不明だ。残念ながら、日本市場では、次世代の一体型VRゴーグルでかなり出遅れる形となる。

Reported by 宮川泰明(SPOOL