Oculusが「Oculus Core 2.0」の配布へ、12月にベータ版がスタート

 2017年11月28日、Oculusは公式ブログを更新し、基本ソフトの「Oculus Core」の次期バージョンとなる「2.0」の情報をアップデートした。

・Rift Core 2.0 Updates: Beta Coming Soon, Plus Redesigned Desktop App Experience
https://www.oculus.com/blog/rift-core-20-updates-beta-coming-soon-plus-redesigned-desktop-app-experience/

 「Oculus Core 2.0」は「Rift」を使う際に動作するソフト。今回のアップデートで、様々な機能が追加される。目玉となるのは新インターフェイス「Dash」の追加と「Home」の刷新だ。

 Dashはオーバーレイ表示で利用できるユーザーインターフェイス。これまではHomeのメニューを操作するには一度動作中のコンテンツを中断し、Homeの画面に戻る必要があった。Dashはコンテンツを動作させたままメニューを表示できる。

 Riftは発売当初、コントローラーとしてゲームパッドを利用していたため、インターフェイスはゲームパッドを想定したものだった。Dashは「Touch」コントローラーでの操作を基本に作られており、より手で操作している感覚の大きいデザインになっている。

 また、仮想デスクトップ機能も備えている。デスクトップで表示しているウィンドウをVR内に表示できる。WebブラウザーなどVR向けに作られたコンテンツでない場合は、キーボードやマウスが見えないという操作面での課題があるものの、専用コンテンツでなくともVR内に持ち込めるのは興味深い。

 HomeはRiftを使用する際の初期画面だ。公式ストアで購入したコンテンツはHomeから起動する。現在はあらかじめ用意された仮想リビングルームが背景として設定されている。Oculus Core 2.0ではこれをカスタマイズできるようになる。用意された家具を配置したり、シューティングレンジを作って射撃の練習をしたりもできる。作ったHomeの空間にフレンドを招待する、フレンドのHomeを訪れてコメントを残すといった機能もある。

 動作環境もアップデートされ、Windows 10が推奨となる。Windows 7や8.1でもOculus Core 2.0は利用できるものの、仮想デスクトップ機能が使えない、Dashのオーバーレイ表示ができないといった制約が生じるという。

 OculusはDashの動作イメージの動画をYoutubeで公開している。こちらも参考になるだろう。

 ベータ版をいち早く利用するには、Homeのメニューで「パブリックテストチャンネル」を有効にすればよい。好きなタイミングでベータ版の利用をやめられるので、公開されたらRiftのユーザーは試してみるとよいだろう。

Reported by 宮川泰明(SPOOL