サイクリング向けスマートグラスが登場、米国で予約キャンペーンを開始

 Raptorはサングラス風のスマートグラスで、レンズ部に情報を表示する。周辺環境と連動しない、シンプルなARだ。速度や走行距離、時間、心拍数などを確認しながら走行できる。自転車の車体に付ける機器の場合、情報を確認するには視線を下に向けなければならない。ARなら正面を向いたままこれらの情報にアクセスできる。

 QualcommのSnapdragon 410EとAndroid 5.1.1を搭載し、ストレージは16GBと32GB。正面に1300万画素のカメラを内蔵しており、写真や動画の記録もできる。操作はフレームの側面に搭載したタッチパネル、または音声入力で行う。オプションとして自転車のハンドル部に取り付けるBluetoothコントローラーも用意するという。

 現在は早期予約キャンペーンを行っており、16GBモデルが499米ドル、32GBモデルが549米ドルとなっている。キャンペーン後はそれぞれ649米ドル、699米ドルになる。実際の予約は11月15日に開始するが、その案内を受けるための登録が発表と同時に始まっている。製品の出荷は米国内で2018年2月。欧州圏では予約開始が2018年1月、出荷が4月になるとしている。

 サイクリング向けと用途が限られており、価格も安くないが、コンシューマー向けのARの活用方法として興味深い製品だ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL