AMDが下位シリーズCPU「Ryzen 3」を発売、VRにも対応可能

 2017年7月28日、AMDは「Ryzen」シリーズの下位モデル、「Ryzen 3」を発売した。1万円台と買いやすい価格帯で、VRにも対応できるという。

 ラインアップは2種類で、標準動作クロックが3.5GHz、ブーストクロックが3.7GHzの「Ryzen 3 1300X」と、それぞれ3.1GHz、3.4GHzの「Ryzen 3 1200」。共に4コア、4スレッドで、TDPは65W。Socket AM4に対応する。実売価格はRyzen 3 1300Xが1万8000円、Ryzen 3 1200が1万5000円だ。

 AMDはRyzenシリーズのVR対応を売りにしており、ラインアップを「AMD Ryzen VR Ready Premium」と「AMD VR Ready」に分けて公表している。前者はHTCの「VIVE」とOculusの「Rift」の推奨環境を満たすモデル、後者は最小限の仕様を満たすモデルという位置付けだ。下記ページでは、Ryzen 5 1500X以上をAMD Ryzen VR Ready Premium、Ryzen 5 1400以下をAMD VR Readyに分類している。Ryzen 3はAMD VR Readyに含まれる。

・AMD VR Readyプロセッサー
http://www.amd.com/ja/technologies/vr-ready-processors

 Oculusは既にWebサイトを更新しており、Riftの推奨環境の「最小スペック」にRyzen 3 1200と記載している。HTCはVIVEの推奨環境にグレードを設けていないため、こちらに記載はない。

 プラットフォームが新しいSocket AM4のため、既存のPCをCPUだけアップグレードするという用途には使えない。しかし、比較的安価にVRを利用可能なPCを用意したい場合に有効な選択肢となるのではないだろうか。

Reported by 宮川泰明(SPOOL