「VIVE Tracker」でペンをVR内に持ち込む、開発者がYouTube上で紹介

 米国の開発者がHTCの「VIVE Tracker」を利用したVR用ペン型デバイスの試作品を作り、自身のYouTubeチャンネルで紹介した。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・Vive Tracker Used to Create Pressure Sensitive Photoshop Stylus for VR
http://www.roadtovr.com/vive-tracker-used-create-pressure-sensitive-photoshop-stylus-vr/

 トラッキング用アクセサリーのTrackerを使った実験は広く行われており、一定の成果を目にする機会も増えてきた。今回試作品を公開したのはJimmy Gray氏。VRで使える、筆圧感知も可能なペン型デバイスを開発している。今回、YouTubeに開発中のペンで文字を書く様子を公開した。

 今回の実験では、ペンにトラッキングのための機構を内蔵するのではなく、Trackerを使うという形になっている。動画ではVR内でペンの位置が正しくトラッキングされ、筆圧を感知して文字の太さが変わる様子が見て取れる。ペン本体はUSBケーブルでPCとつながっているものの、Tracker、またはVRゴーグルの無線機能を使えば無線化はできそうだ。

 どのような仕組みで筆圧を感知しているのかは公表されていない。Gray氏は自身のTwitterで「開発中のため、まだ詳細を公開できる段階にない」としている。

 このペン型デバイスは、筆圧感知という機能からも分かるように2次元の絵や文字を描くためのものだ。VR内でそれをどのように使うのかは分からないが、「何でもVRに持ち込める」というTrackerの機能を試す実験としてはとても面白いのではないだろうか。

Reported by 宮川泰明(SPOOL