VRゴーグルを紫外線で殺菌消毒、「VR Sanitizer」がKickstarterに登場

 VRゴーグルを使うにあたって、衛生面が気になる人もいるだろう。イベントなどで多くの人が同じVRゴーグルを使い回す場合は、使い捨てのマスクを顔との間に挟むといった対策をすることが多い。しかしこうした対策は手間もコストもかかるため、個人ではそこまで気を回せないことも多いのではないだろうか。そこで、使い終わったVRゴーグルを殺菌消毒するアクセサリーがクラウドファンディングサービスの「Kickstarter」に登場した。

・VR Sanitizer
https://www.kickstarter.com/projects/953554185/vr-sanitizer/

 名称は「VR Sanitizer」。投稿者は米ニューヨーク市にある美術学校「School of Visual Arts」に勤めるMilos Paripovic氏だ。本製品はVRゴーグルのクッション部分に取り付けて使う。内蔵したファンの風で湿気を取り、254nmの波長の紫外線(UV-C)で殺菌する。

 長時間の紫外線照射はプラスチックを変質させてしまうおそれがあるため、本製品が照射する時間は数秒だけ。それで十分な殺菌作用が見込めるとしている。どのくらいの時間が最適かはまだ実験中だという。

 VR Sanitizerを壁に固定しておけば、VRゴーグルのホルダーとしても使える。使わない時はそこに置いておけば、常に清潔な状態を保てる。個人宅だけでなく、VRパラダイスのような体験スペースでも便利そうだ。

 クッション部の形状はVRゴーグルのモデルによって異なるため、VR SanitizerはHTCの「VIVE」用、Oculusの「Rift」用に分かれている。85米ドル以上の支援プランでどちらか1個がもらえる。数量限定で割り引きしたプランと、130米ドルで両方を1個ずつもらえるプランも用意している。期間は4月8日まで。目標金額は4万米ドルだ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL