Facebook Reality LabsがVRゴーグル装着者の表情をアバターに反映させる技術を紹介

 Facebookの研究部門であるFacebook Reality Labsが、VR内のアバターの表情に関する研究結果を発表した。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・Facebook Publishes New Research on Hyper-realistic Virtual Avatars
https://www.roadtovr.com/facebook-expands-on-hyper-realistic-virtual-avatar-research/

 内容は、VRゴーグル装着者の表情をVR内のアバターに反映させる技術。リアルなアバターと組み合わせると、VR内に本人をほぼそのまま登場させられるようになる。これは「SIGGRAPH 2019」というCG分野のイベントで発表したもので、発表者のShih-En Wei氏がYouTubeに概要を紹介する動画を投稿した。

 今回の研究ではトレーング用とトラッキング用の2種類のVRゴーグルを作った。トレーニング用のVRゴーグルは9個のカメラを搭載しており、表情の動きとアバターの動きを対応させるための学習用データを収集する。その後機械学習で対応パターンを作成すると、カメラを3個しか搭載していないトラッキング用VRゴーグルでも高精細な表情のトラッキングができるようになるという仕組みだ。

 動画を見ると、本人そっくりのアバターが使われていることもあり、ぱっと見では実写と見紛うほど細かな表情を再現できている。一般ユーザーが利用するにはまだハードルがあるものの、将来はビデオチャットのような感覚でVR内チャットを利用できるようになるかもしれない。

Reported by 宮川泰明(SPOOL