「Oculus Rift」を声で操作? Facebookが音声アシスタントを開発中

 FacebookはVRゴーグル用にAIアシスタントを開発しているようだ。海外ニュースサイトの「UploadVR」が報じた。

・Facebook Is Developing An AI Assistant For Oculus Headsets
https://uploadvr.com/facebook-ai-assistant/

 上記記事は、元は別のニュースサイト「CNBC」が元従業員から聞いた話として音声アシスタントの開発を報じており、UploadVRがFacebookに真偽を確認したもの。Facebookは音声AIアシスタントを開発していることを認め、AR/VR製品に利用される可能性があると答えたという。

 音声アシスタントとは声で機器を操作する機能のことだ。Googleの「Google Home」のようなスマートスピーカーを思い浮かべると分かりやすいだろう。

 OculusシリーズのVRゴーグルはマイクを内蔵しているため、音声アシスタントを使う下地はある。コントローラーなしでメニューを開いたり、何か操作をしている最中に仮想デスクトップを開いたりといった形で利用できるかもしれない。もっとも、VRゴーグルを装着している時はほとんどの場合コントローラーも手に持っているため、それに加えて音声入力も欲しいシーンは限られているように思える。

 むしろ、Oculusの開発環境の基本機能として音声認識が追加されるのであれば、ゲーム等でNPCとのコミュニケーションに利用できそうだ。最近のタイトルではVitruviusVRの「Shadow Legend VR」が音声入力を取り入れ、声でキャラクターに指示を出したりできるようにした。こうした要素を盛り込みやすくなる可能性がある。

 もちろんこれは開発中の話であり、いつ頃、どんな形で実装されるのかは不明だ。実装されないまま終わってしまう可能性もある。しかし音声アシスタントはSNSサービスでも利用できる可能性があり、実用化まで開発が進む可能性は高いのではないだろうか。

Reported by 宮川泰明(SPOOL