「Beat Saber」の販売数が100万本を突破

 Beat GamesのCEO Jaroslav Beck氏は2019年3月14日、VRリズムゲーム「Beat Saber」の販売本数が100万本に到達したと、YouTubeに投稿した動画で明かした。

 Beat Saberは2018年5月1日に「VIVE」と「Oculus Rift」向けに発売したタイトル。2018年11月には「PlayStation VR」にも移植されている(日本での発売は2019年3月7日)。下記「Forbes」の記事によると100万本は全てのプラットフォームの販売数を総合したもので、到達したのは2019年2月1日となっている。約9ヶ月で100万本を販売したことになる。

・'Beat Saber' VR Slasher Hits 1 Million Downloads, Releases New 10-Song Monstercat Music Pack
https://www.forbes.com/sites/jessedamiani/2019/03/14/beat-saber-hits-1-million-installs-now-set-to-release-new-monstercat-music-pack/

 メーカーのBeat Gamesは2018年に設立したばかりの小さな会社だ。Jaroslav氏は発売前に開発チームと5万本売れればラッキーだ、いや15万本は行けるといった会話を交わしていたとし、「100万本という数字は誰も予想していなかったし、驚くしかない」と語った。

 ForbesはBeat SaberがVRゲームで初めて1年以内に100万本の販売に成功したタイトルだと予想している。Jaroslav氏は「VRはまだまだ新しいプラットフォームで、その中でこれだけ売れたということはVR業界にとっても意味のあることだ」とし、「この成功は、AAAタイトルも開発できるような大きなメーカーが参入する呼び水になれる」と、この数字を公開した理由をあげた。

 VRゲームのメーカーが売り上げに関する情報を公開するのは、Schell Gamesが「I Expect You To Die」の収益が300万米ドルを超えたと公表した例がある。こちらはDLCも含んでおり、販売本数を公開していないため一概に比較はできない。しかしこれらは、ヒット作に恵まれればVRが十分に収益の見込めるプラットフォームであることの証明として、インパクトのある例になったのではないだろうか。

Reported by 宮川泰明(SPOOL