Oculus創設者のパルマー・ラッキー氏が「Rift」のヘッドホン修理キットを開発中

 「Oculus」の創設者の1人であるパルマー・ラッキー氏が、現在確認されている「Oculus Rift」のヘッドホンに関する不具合を修理するキットを開発しているようだ。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・Oculus Founder Vows to Create Audio Repair Kit for Rifts Out of Warranty
https://www.roadtovr.com/oculus-founder-vows-create-audio-repair-kit-rifts-warranty/

 Oculusは買収によりFacebookの子会社となり、現在は Facebook Technologiesに吸収されている。パルマー氏は既にFacebookを退社しており、Oculus Riftの開発やサポートには携わっていない。しかしOculus Riftへの関心は変わらず高いようだ。

 ことの発端は2018年7月頃。Oculus Riftの搭載しているヘッドホンが、右側だけ音声が出なくなるという故障が報告されていた。そこでパルマー氏はTwitterで「その症状が出たOculus Riftを買い取る」と投稿、実際に買い集めていた。そして調査の結果、2019年2月13日に修理キットを提供すると発表したという流れだ。

 故障の原因は、ヘッドホン部に使用されているリボンケーブルの耐久性にあるようだ。一定以上使い続けないと現れない不具合のため、この現象が出た時には既に保証期間が切れている可能性が高い。パルマー氏の考えている修理キットは、保証切れのユーザーに向けたものだ。

 キットの内容や価格についてはまだ公表していない。またリボンケーブルを交換するとなればある程度の分解も必要になるため、作業難度がどの程度になるかも不明だ。ただ、現象が出てしまった人にとっては一縷の希望になるかもしれない。

Reported by 宮川泰明(SPOOL