Windows Mixed Realityがホーム画面で利用可能なアプリを拡大へ、Insider Previewで公開

 MicrosoftはWindows Mixed Reality(MR)対応VRゴーグル用に、専用のホーム画面「Mixed Reality Portal」を提供している。崖の上に建つ建物のような見た目で、内部を移動してアプリを起動したりと、まさにポータルの役割を果たす。このMixed Reality Portalに登録できるアプリの要件が緩和される。

 現在、Mixed Reality Portalに登録して建物に配置できるのはWindowsストアから購入したアプリのみ。これが将来緩和される見込みだ。2019年2月1日に公開されたWindows 10 Insider Previewの「Build 18329 (19H1) 」で、Win32アプリを登録する仕組みが導入されたためだ。

 Insider Previewは正式リリース前に希望者に対して提供されるベータ版のこと。安定動作は保証されないが、正式実装前の機能が使える。Win32はWindows上で動作するアプリのためにマイクロソフトが提供しているAPIで、デスクトップアプリの多くがWin32を利用して作られている。つまり、デスクトップアプリがVR内で利用できるようになるということだ。

 もちろんデスクトップアプリはVRを想定して作られていないため、VR内で実行できるというだけで使い勝手は保証されない。ただ、音楽や動画の配信サービスなど操作が少ないアプリなら問題は少ないと思われる。MR対応VRゴーグルのユーザーにとっては本実装が楽しみな機能になるだろう。

Reported by 宮川泰明(SPOOL