HPが新しいVRゴーグルを開発中、ディスプレイが片目で2160×2160ドットと高解像度

 HPが新しいVRゴーグルを開発しているようだ。海外ニュースサイトの「Road to VR」が開発中の試作品を紹介している。まだ製品名も決まっておらず、「Copper」という開発コード名で呼ばれている。

・Exclusive: HP's Next-gen VR Headset Aims to Raise the Bar on Clarity & Comfort
https://www.roadtovr.com/hp-copper-windows-vr-headset-exclusive/

 筆者のBen Lang氏はHPから招待を受け、ラボで試作品を体験してきたという。試作品は完成に近いと思わせる外観だったが、撮影は禁止されており、代わりに冒頭のイメージ画像が提供されたとしている。ぱっと見ると「Oculus Rift」によく似ているが、ヘッドバンドの後頭部が輪のようなデザインになっており、前面にはトラッキング用のカメラが確認できる。

 特徴はディスプレイの解像度だ。既存モデルの「HP Windows Mixed Reality Headset」は1440×1440ドットの液晶ディスプレイを2枚搭載していたが、今回の試作品では1枚当たり2160×2160ドット。画素密度は不明だが、比較のため用意されたSamsung Electronicsの「Odyssey+(解像度は1枚当たり1440×1600)」と比較しても、明確にクリアな映像が確認できたという。

 まだ正式に発表すらしていない段階ということもあり、細かな仕様は非公開。ただ、今回は主に解像度の向上に注力しており、視野角は据え置きになるとしている。またWindows Mixed Reality(MR)対応のVRゴーゴルであるという点も共通だ。現時点では、解像度以外に目新しい機能はない。

 発売日や価格も非公開だ。Lang氏は年内発売と予測している。またHPはCopperのターゲットをエンタープライズとハイエンドユーザーとしている点から、価格は高めに設定されると予想される。続報が気になるところだ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL