「VIVE Cosmos」と思われる製品が米FCCに登場

 米国のFCC(連邦通信委員会)に、「VIVE Cosmos」と思われるHTCの新しいVRゴーグルに関する書類が提出され、一部が公開された。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・Vive Cosmos Hits FCC on Its Way to 2019 Launch
https://www.roadtovr.com/vive-cosmos-hits-fcc-on-its-way-to-2019-launch/

 FCCは無線通信や放送に関する規制を扱う機関。無線機能を含む機器を販売するには、FCCに申請して許可を得る必要がある。日本のいわゆる技適に相当する手続きだ。

 今回公開された書類の中にラベルの貼り付け位置を示した図があり、そこにVIVE Cosmosの特徴である側面カメラと見られる突起が確認できる。HTCは今年の早い時期に開発者向けキットを出荷する予定のため、タイミングとしてもちょうどよい。

 上記記事では、少し気になる点として2.4GHz帯しか申請されていないことを挙げている。IEEE 802.11acなど高速な無線LANは5GHz帯を使うため、VIVE Cosmosが無線LAN機能を搭載していないことを示唆しているからだ。2.4GHz帯は無線LANでも利用されているが、世代の古い規格をあえて採用するのは不自然なので、コントローラーとの通信に留めるのではないかと予想している。

 これまでVIVE Cosmosに関する情報は、外見の他にはinside-out方式の位置トラッキングを採用し、PC以外とも接続できるということくらいしか公開されていない。発売時期や価格、ディスプレイの解像度など気になることは多いが、ひとまず開発は順調に進んでいるようだ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL