Foldaway Hapticsが「CES 2019」にコントローラーのレバーに内蔵する触覚フィードバック機構を出展

 2019年1月8日から11日にかけて米ネバダ州ラスベガスで開催された「CES 2019」で、スイスの企業であるFoldaway Hapticsが新しい触覚フィードバックの機構を展示した。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・Foldaway Haptics is Making a Thumbstick for VR Controllers That Pushes Back
https://www.roadtovr.com/foldaway-haptics-thumbstick-vr-controller-pushes-back-ces-2019/

 展示されたVR用コントローラーは、板を折り曲げたような作りのフィードバック機構を動作させることで、傾きや押し返す抵抗を生み出す。これにより、VR内の物を握った感触を再現する。

 ブースでは、VR内に配置したミニチュアの動物のデモが行われていた。親指に感じる反発で持った感触が分かるほか、動物の種類によって握った際の反発の強さが異なり、柔らかさの違いが実感できたという。

 今回はコンセプトの紹介がメインのため冒頭の写真のように内部機構をそのまま操作する形だったが、製品化する際は下の図のようにレバーの下に組み込まれると思われる。傾きを作れるので、レバーを押し込むだけでなく倒す操作に対してもフィードバックを組み込めるのがユニークだ。

 フィードバックを感じられるのが親指だけなので、触覚フィードバックの仕組みとしては限定的。しかし、コントローラーに内蔵されるためユーザーの導入するハードルが低い点は期待できそうだ。

 動作の模様は同社が公開している動画で確認できる。

Reported by 宮川泰明(SPOOL