DisplayLinkがVRゴーグル無線化アダプターのレファレンスモデルを公開

 DisplayLinkが、米ネバダ州ラスベガスで開催されている「CES 2019」にVRゴーグルの無線化アダプターのレファレンスモデルを出展した。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・DisplayLink Showing 60GHz Wireless Adapter Reference Design for Oculus Rift
https://www.roadtovr.com/displaylink-showing-60ghz-wireless-adapter-for-oculus-rift/

 DisplayLinkはHTCが販売している「VIVE WIRELESS ADAPTER」を共同開発した企業。60GHz帯の周波数を使って高速通信を行う「WiGig」を採用し、独自の映像圧縮技術でVRゴーグルの無線化に成功した。今回、そのアダプターのバリエーションモデルとして「Oculus Rift」に対応したモデルを展示した形だ。

 興味深いのは、このモデルをレファレンスデザインだとしている点。これを参考に、他のメーカーが無線化アダプターを開発、発売する可能性がある。Oculus Rift以外のVRゴーグルに対応できる可能性もあるという。

 無線化アダプターの選択肢が増えることが期待できる一方、その製品を日本で販売するのは難しいかもしれない。電波法に適合できない可能性があるためだ。VIVE WIRELESS ADAPTERは技適マークの取得ができなかったため日本で販売されていない。同じ方式を採用するのであれば、同様に取得できないと推測できる。ただ、WiGigを利用したドッキングステーションなどは国内で販売されているため、WiGigそのものが日本で使えないわけではない。

 工夫で問題を解消できるのであれば、国内で利用できるOculus Rift対応の無線化アダプターの登場に期待したい。

Reported by 宮川泰明(SPOOL