シチズンファインデバイスら3社が共同でARグラス用のディスプレイモジュールを開発

 2018年12月25日、シチズンファインデバイスは日立エルジーデータストレージとAnalogix Semiconductorの2社と協力し、ARグラス用ディスプレイモジュールを開発したと発表した。ARグラスの開発期間を大幅に短縮できるとしている。

・ヘッドマウントディスプレイ(HMD)向けモジュールを共同開発
-3社共同開発によりHMDの製品開発期間短縮へ-
https://cfd.citizen.co.jp/release/news/20181225.html

 ARグラスを開発するには「映像表示技術」、「光学制御技術」、「信号処理技術」の3要素が必要になるという。しかし、これらを一から開発するとなると、膨大な手間がかかる。そこで、映像表示技術はシチズンファインデバイス、光学制御技術は日立エルジーデータストレージ、信号処理技術はAnalogix Semiconductorと、3社がそれぞれを得意とする分野を担当し、これらをかけ合わせてARグラスのベースとなるディスプレイモジュールを開発した。

 ディスプレイ部は0.24インチ、解像度1280×720ドットのマイクロ液晶ディスプレイを採用。映像はUSB Type-C端子経由で入力する。拡張性も備えており、映像を表示するだけでなく注文時にカスタマイズして機能を追加することも可能だ。3要素のいずれかを単体で注文することも可能だという。

 2019年1月からサンプル出荷を開始する。ユーザーが直接購入するタイプの製品ではないため、価格は公開されていない。

Reported by 宮川泰明(SPOOL