ロシアのスタートアップ企業がVRゴーグル「Odin」を開発中、「CES 2019」に出展予定

 ロシアのスタートアップ企業、DEUSがVRゴーグル「Odin」を開発しており、2019年2月に開発者向けの「Odin Pre」を発売予定だ。海外ニュースサイトの「UploadVR」が報じた。

・'Odin' Is A 4K SteamVR Headset From Russia, Launching 'Summer 2019'
https://uploadvr.com/odin-new-steamvr-headset-russia/

 Odinは2160×2160ドットの液晶ディスプレイを2枚搭載したVRゴーグル。視野角は110度とHTCの「VIVE」などと同じだが、解像度は非常に高い。特徴は、「Horus」と呼ぶ独自のトラッキングシステムを使う点だ。ベースステーションを使うoutside-in方式の仕組みはVIVEと同じだが、「SteamVR Tracking」との互換性はない。2個のベースステーションで200平方メートルをトラッキング可能。数を増やしてプレイエリアを広くすることもできるとしている。

 先行して発売するOdin Preの価格は1100米ドル。2019年夏に発売予定のコンシューマー版とは一部仕様が異なる。Odin PreはPCとの接続にUSBとDisplayPortを使い、付属コントローラーが3DoFまでの対応となるが、コンシューマー版はVirtualLinkで接続し、コントローラーも6DoFになるという。コンシューマー版の価格は未定だ。

 トラッキングシステムは独自だが、Valveの「SteamVR」に対応する。そのためコンテンツの量については心配なさそうだ。

 公開されている範囲では目新しい機能はないが、既存のVRゴーグルよりも高い解像度と広いプレイエリアが売りになると思われる。VR施設に向いた仕様と言えるかもしれない。

Reported by 宮川泰明(SPOOL