VRgineersがVRゴーグル「XTAL」の新バージョンを発表、視野角180度のハイエンドモデル

 チェコ共和国のスタートアップ企業、VRgineersが同社のVRゴーグル「XTAL」のアップデートを発表した。旧バージョンからレンズが変更され、視野角が引き上げられている。海外ニュースサイトの「VentureBeat」が報じた。

・VRgineers brings sharper, wider lenses to $5,500 VR headset XTAL
https://venturebeat.com/2018/12/11/vrgineers-brings-sharper-wider-lenses-to-5500-vr-headset-xtal/

 XTALは同社が6月に発売していたエンタープライズ向けのVRゴーグル。2560×1440ドットのディスプレイを2枚搭載し、自動IPD(瞳孔間距離)調整機能やLeap Motion製センサーによるハンドトラッキング機能を備えている。今回、新しいレンズを採用した新バージョンを発表した。

 新しいレンズにはVRゴーグルで一般的に採用されるフレネルレンズではなく、新しく開発した非球面レンズを採用している。これにより視野角を旧バージョンの170度から180度に引き上げ、映像の歪みやブレを抑えられたという。また焦点の当たる領域が広がり、見やすくなると共にIPD調節が不要になる範囲が広くなったとしている。

 XTALはエンタープライズ向けのため、5500米ドルという非常に高い価格が付けられている。ただ、その分アフターケアは充実しており、旧バージョンを購入して「プロフェッショナルサポートパッケージ」に加入している顧客は無料でレンズのアップグレードが受けられる。

 同社は新バージョンのXTALを2019年1月に開催される「CES 2019」に出展する予定だ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL