米国で「ゴーカート+VR」のプロジェクトが進行中

 米国でVRゴーグルを装着してゴーカートに乗るというサービスが開発中だ。海外ニュースサイトの「UploadVR」が体験記を公開している。

・I Crashed A Mixed Reality Go Kart Into A Real Barrier
https://uploadvr.com/i-crashed-a-mixed-reality-go-kart/

 サービスを開発しているのはMaster Of Shapes。コースはK1 Speedという屋内カートレース場と提携し、間借りしている形だ。利用者はVRで現実とは全く異なった景色を見ながらコースを走行できる。

 VRゴーグルは「Oculus Rift」を使用している。カートには利用者の動きをトラッキングするOculus Rift用のセンサーと、カートそのものをトラッキングするための赤外線エミッターを搭載。Oculus Riftを動作させるPCもカートに乗せている。

 上記記事の記者が体験したのは、東京のような風景のエリア。VR内の道幅はコースの壁に沿って描かれているため、ぶつからずに進める。ただ、開発中のため押さないように言われていた「90度回転ボタン」に触ってしまい、視界が切り替わったことによって壁に衝突してしまったようだ。

 いわゆるVR酔いは、視界と体の感覚がずれることによって起こる。実際にカートを運転し、連動してVR内の景色が動けば酔いにくくなるはずだ。体感筐体のようなコンテンツと連動して筐体を動かす仕組みが不要というメリットもある。日本ではスペースの問題もあって体感筐体の方が主流であり続けるだろうが、VRレースゲームの新しい形になるかもしれない。

 Master Of Shapesは同社のWebサイトでインタビュー動画を掲載している。動作イメージもあるため、こちらの方が分かりやすいかもしれない。

Reported by 宮川泰明(SPOOL