NVIDIAが「TITAN RTX」を発表、搭載グラボは約2500ドル

 2018年12月3日、NVIDIAはグラフィックチップの最新モデル、「TITAN RTX」を発表した。今月後半に米国で販売を開始する。価格は2499米ドル。国内の販売時期や価格は未定だ。

・NVIDIA Reveals the Titan of Turing: TITAN RTX
https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-reveals-the-titan-of-turing-titan-rtx

・TITAN RTXの製品ページ
https://www.nvidia.com/ja-jp/titan/titan-rtx/

 TITAN RTXは名前から分かる通り、「GeForce RTX」シリーズの上位版のチップだ。「GeForce RTX 2080 Ti」などと同じ「Turing」アーキテクチャーの「TU102」コアを採用しており、フルスペックとなる72個の「SM(Streaming Multiprocessor)」が有効になっている。GeForce RTX 2080 Ti以下のチップはここからいくつかのSMを無効にすることで作られているラインアップだ。

 主な仕様は以下の通り。GeForce GTX 2080 Tiと比べると、シェーダー数が4352個から4608個に増え、ブースト時の動作クロックも1.545GHzから1.770GHzに引き上げられている。ビデオメモリーの容量も11GBから24GBと2倍以上になっており、全体的にスペックが上がっているのが分かる。一方で、TDP(ここでは消費電力を表す)も250Wから280に上昇している。

 2499米ドル(約28万円)という価格で驚いた人もいるだろうが、現行のハイエンドモデルであるGeForce GTX 2080 Tiの2018年12月上旬時点の価格が15万~20万円なので、位置付けとしては順当な値付けとも考えられる。上記発表でも「AI研究者」や「ディープラーニングの開発者」向けとしており、一般PCユーザーに向けた製品ではないようだ。ただ、USB Type-C端子は搭載しており、VRゴーグル用規格の「VirtualLink」には対応している。

Reported by 宮川泰明(SPOOL