Oculusがアイトラッキングに関する特許を取得、ライトフィールドカメラを利用

 2018年11月6日、Oculusがライトフィールドカメラを利用したアイトラッキング技術の特許を取得した。海外ニュースサイトの「UploadVR」が報じた。

・Oculus Patents Use Of Light Field Cameras for Eye Tracking
https://uploadvr.com/oculus-patents-light-field-camera-eye-tracking/

 ライトフィールドカメラは通常のカメラと異なり、撮影する画面内の光の方向も記録するという特性がある。これにより画像や映像内の奥行きを検知できるため、対象を立体的に捉えられる。この機能で瞳の動きを検知するという仕組みだ。

 アイトラッキング機能は、フォービエイテッド・レンダリング(視界の端を低解像度で描画することで全体の描画負荷を下げる機能)の基礎技術として期待されている。しかし、一部で製品化されているものもあるが、まだ一般的に普及しているとは言い難い。現在は赤外線を照射してそれを赤外線カメラで捉えるという方法が主流だが、この特許は違ったアプローチとして興味深い。

 ただ、特許はあくまで特許であり、実際の製品に採用されるかは不明だ。Oculusは次のVRゴーグルでアイトラッキングの採用を見送るという観測もある。また上記記事では、まだ一般的とは言えない技術を使うことで価格が上がってしまうことも懸念していた。

Reported by 宮川泰明(SPOOL