「VIVE Focus」の新コントローラーは超音波トラッキングを採用

 2018年10月29日から30日にかけて、米カリフォルニア州のサンフランシスコ市でAR/VR分野のカンファレンス「XRDC」が開催されている。同カンファレンスで、HTCが「VIVE Focus」用の新しいコントローラーは超音波トラッキングを採用していると紹介した。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・Vive Focus 6DOF Controller Dev Kit Uses Ultrasonic Tracking
https://www.roadtovr.com/vive-focus-6dof-controller-dev-kit-uses-ultrasonic-tracking/

 VIVE FocusはHTCが開発、販売している一体型VRゴーグル。中国では今年の1月から販売しており、日本でも本日(10月30日)ビジネス向けに発売した。

 VIVE Focusのゴーグル本体は6DoFに対応しているが、付属コントローラーは3DoFにしか対応していなかった。そこでHTCは10月中旬に6DoFに対応する新型コントローラーを発表し、開発者向けキットの配布を予告していた。今回は少し踏み込んだ内容になっており、トラッキングには超音波方式とIMU(角速度、加速度センサー)を組み合わせていると紹介した。トラッキング可能な範囲は横方向に180度、縦方向に140度となる。

 超音波方式は、コントローラーの発した超音波をゴーグル側に搭載した複数のセンサーで検知し、到達時間の違いで位置関係を検出する。正確性を高めるため、IMUのセンサーを合わせて利用する。VIVE Focus本体は超音波を検知できないため、センサーを搭載したアタッチメントを別途取り付ける必要がある。

 VIVE Focusのコンシューマー向け製品は中国以外でまだ発売していない。この段階で発表するということは、これからコンシューマー向けの製品を発売する際には新型コントローラーを付属するつもりのかもしれない。

Reported by 宮川泰明(SPOOL